学校にKKを迎えに行くと、KK、友達と一緒に歩いてきましたくるま。B

『ママ、僕の友達だよキャップお家まで送ってあげたいんだけどいいかな?

『勿論だよ!?

『Come on in!!

KKが彼にそう声をかけると、その友達はにっこり笑って車に乗り込みましたくるま。B

背の高さには反比例のか弱い声・・・

『Thank youくるま。B

『Of courseくるま。B

そして彼をお家に降ろした後、KKが言いました星

『ママ、この子ね・・・すんごくいい子なんだけど、普段誰とも話をしないんだ星

『ん?どういうこと?

きょとんとする私にKKが続けます星

『この前僕が、彼一人で座ってたから肩を叩いて声をかけたんだ、『おはよう』ってさup最初は頭を軽く僕に下げた感じがしてるだけだったけど、この前『おはよう』っていったら、小さい声で『おはよう』っていってくれたんだupupでさ、僕は嬉しくなってまた声かけようと思っていたんだよupそしたら昨日学校が終わって算数の補講クラスに行こうとしたら、彼が僕に聞いてきたの学校『補講どのクラスに行くの?』ってさ!!だから、『僕は算数に行くよ星』って言ったら、彼も『じゃ、僕も算数に行くよ星』そういって、算数に来てくれて僕が行き詰ってたところを教えてくれたんだよ星本当に優しくていい人なんだよね!!他の子には殆ど何も話さないのに、僕には話したり助けに来たりしてくるんだよ星

『いい人なのに何で誰とも話さないのか、僕気になってたから、どうしてか聞いてみたいなup

車中から窓の外を見ながらKKの脳裏には彼の姿が浮かんでいたのでしょう・・・

そして翌日、KK、彼の心を開いたのです鍵

『ママ、彼の気持ちが分かったかもきゃっ

話を聞いてみると、彼が小学生だった頃、実はクラスでいじめがあったのだそう汗

『お前はこっちのチームじゃなくて、あっちのチームに入れよアセ

『お前何でここに来たんだs

次々と発せられる友達の言葉に彼は深く傷をつき、その時からだんだん人と関わることを避け、自分の殻に入り始めたのだと言います泣き2最低限のことしか言わない、頷くだけ頷いておく↓

その話を親身になって聞いていたKK、彼にこう言ったのだそう星

『君本当にいい人だし、誰とも絶対に仲良くなれると思うよきゃっ

その言葉に励まされ、彼はKKにこう言ったのだそうあげ一日3人、見ず知らずの人に自分から『Hi』と挨拶することを目標にすることをあげ

『そうだね、やってみるよ!!後さ、放課後クラブKKは何か入ってるのs

『入ってるよ!!俺はサッカーやってるけど、友達作りには、クラブに入るのがいいかもねサッカー

『僕はサッカーやったことないからできないけど、他のクラブ考えてみようかな星

他の人とは話さない彼、KKにその扉のカギを渡しました鍵

その話を聞いて思わずジーンときてしまう私泣き2

KKも乗り越えてきた大変な時代、そんなKKだからこそ、発せられる彼自身の言動が温度をもって相手の友達に伝わっていけたのかもしれないと!!

そして改めて思いましたあげ笑っている友達も、じっと座っている友達も、見えないけれど誰にも抱えている悩みがありますきゃっそれに気が付き、すぐに手を差し伸べられる自分でありたいと星もしかしたら小さな自分も何かしら誰かの役に立てるかもしれない・・・そろそろ日付が変わります星素敵な夢を夜