我が家の車のパーキングの隣に止まっていたヒュンダイの車を見かけなくなって数日
ニッコリ笑って『Hello』と声を掛けてくれたニット帽を被ったお父さんも一緒に見かけなくなりました去年の2月に韓国から引っ越してきたご家族そういえば1年で帰国するといってたのを思い出しました駐車場でしかお会いしたことのなかったご家族ですが、駐車場の空きスペースがやけに広く感じます今頃どこにいるのでしょうか・・遠い遠い韓国からこの同じ青い空を見上げているのでしょうか
ニッコリ笑って『Hello』と声を掛けてくれたニット帽を被ったお父さんも一緒に見かけなくなりました去年の2月に韓国から引っ越してきたご家族そういえば1年で帰国するといってたのを思い出しました駐車場でしかお会いしたことのなかったご家族ですが、駐車場の空きスペースがやけに広く感じます今頃どこにいるのでしょうか・・遠い遠い韓国からこの同じ青い空を見上げているのでしょうか
そして想います自分が慣れ親しんだ場所を離れた時のあの感情を・・・
自分を取り巻く環境が変わる時、色んな感情が心を巡りますそれは未来への期待と同時に存在する裏の心の内
『私がいなくなったら、皆の中の自分の存在は消えてしまうのではないか自分は皆にとっては大したことない小さな小さな存在の人だったのではないか』
と
去年、ゆうちゃんが2年生の時、クラスメートのS君が引っ越しをしました
そして久し振りに再会したのゆうちゃんの誕生会それは彼が引っ越しをしてから2か月後のことでしたゆうちゃんの誕生会はサッカー好きのお友達、約30人程を招待してサッカー試合をしたので、皆サッカー一色に盛り上がっていましたそこへ少し遅れてやってきたS君・・
『Long time no see youHow is new schoolYou like itThank you for coming today』
の問いに、
『I've been doing good』
とは答えてくれたものの、サッカーに入り込んでいる仲間との間に少し距離がある感じがしましたその後、今度は相手チームの子とぶつかったことをきっかけに先に帰るモードに入ってしまいました
『Are you Alright』
するとS君のお母さんがちょっと今日は調子があまりよくないのですいません、これで・・・と言いながら一足先に退散してしまいましたその後暫く何かあったのではないかと私がとても心配していたところに、お母さんが電話をくれてその理由を語ってくれましたゆうちゃんの誕生会で久し振りに昔の仲間たちと再会をするということで、S君本人、もっともっと皆が『S君が来た~』と喜んでくれることを期待してきたのに、結構、普通に挨拶をしてすぐにサッカーに行ってしまったことが寂しかったのだと決定打として相手チームの子とぶつかったことでその寂しさが溢れ出て帰りたくなってしまったのだと・・お母さんがゆうちゃんの誕生会がメインなのだからそれは普通のことだよ・・と言ってくれたのだそうですが、やっぱり9歳の本人にしてみたらそれでも寂しかったのかもしれませんね
それを聞いて少し私も胸がきゅっとしました
勿論、ゆうちゃんをはじめ旧友たちもS君のことを仲間だと思っているけれど、離れて生活していたその時間の中で仲間に対するS君の想い入れと、皆が仲間に対する想い入れに互いが互いを思うその重さが少し変わり始めていたのかもしれません
そう、一人でこれから新しい道を切り拓かねばならない本人にとって、元いた場所・友は憩いの場所であり、心穏やかにいられる場所なのですよねここで何かあってもあの場所に帰れば大丈夫と思える場所そして友・・その存在が本人にとってその先の一歩に繋がっていく気がします
飛び立つ前に相手に
『安心してくださいここからずっとずっと友の旅立ちを応援していますよ』
との想いを伝えられたら、相手も安心して次なる希望の扉を開けて進んでいけるのだと思います近々またお友達が引っ越しをしますいつでも誰かを見送るのは寂しいですが、友達としてまたいつか会える日があり、そしていつかまた話ができる日がくることがあることを伝え、ハイタッチで送り出したいと思います
お互いに感謝と敬意がある限り、互いの存在は大きな意味を成してずっとずっと互いの心の中にあるんですよね私は信じています、人の繋がりは何にも代えられない色褪せることのない人生の宝物だと離れていても近くにいても距離に関係なく、たくさんの優しさと安心を有難うございます
そろそろ夜中になります明日も素敵な一日となりますように、おやすみなさいませ