小学校、中学校の９年間、毎日この神社を通って登下校していたのですが、
見つけたときは愕然！！
そして、
一気に恥ずかしくなり
一気に怒りがこみ上げ
一気に悲しくなり、
そのやり場のないグチャグチャな感情に
思春期中学生の私は悶絶！！
だって、みんなここ通る！！
心配した通り、その日から、
同級生やら先輩やら、色んな人に
「お前wwwww 見たぞwwwwwww」
「さきちゃんwwwwwうまいねwwwww」
と言われ、
妹にも
「お姉ちゃん！！やめてよ！！」と言われ、
妹は友達にも
「りえこのお姉ちゃんさぁ・・・wwww」と言われ、
その度に「ち、違う！！！！！」と苦悶。笑
しかし夕方、学校から帰ったら
おじいちゃんが、えらいご機嫌で出迎えてくれた。
「よぐやった！！！」
（でかした！）
おじいちゃんも、日課の散歩で発見したらしい。
見たことないほどのニッコニコした笑顔で、褒めてくれた。
（確かに、神社が選んでくれただけあって、嫌がらせにしてはなかなか「名句」だったんです。それが余計に恥ずかしさを増した。笑）
恥ずかしさと、
怒りと、
悲しさがグチャグチャになったココロに
また複雑な気持ちが加わった。笑
（違うの！！）
（あれは嫌がらせなの！！）
（私じゃないの！！）
（私も悲しいの！！）
（でもおじいちゃん、めっちゃ喜んでる・・・）
（私じゃないって言ったら、がっかりするだろうか・・・）
私じゃない！と潔白を晴らしたい気持ちと
嫌がらせに対して、一緒に怒って欲しい気持ちと
おじいちゃんの喜びを消したくないという気持ちと
ますますグチャグチャになった。
さらになぜか
「私じゃないってバレたらどうしよう」
なんていう「やましさ」までもが出現してきた。
ああ、おじいちゃん・・・
孫を罠にはめた俳句を、
孫の手柄だと思って喜ぶなんて・・・
「うちのおじいちゃんを騙しやがって！！！」という、さらなる怒りも出現してきた。
妹もいまだに通るたびに思い出すのだろうか。笑
この後、名句の嫌がらせは続き、「全３作」が選ばれ、私の名前が掲げられた。
常連かよ笑
登下校に俳句を詠む中学生…笑
当時は「この世の終わりだ」くらいに思っていたし、嫌な出来事を大人になってもずーーっとネチネチと覚えていたのだが！笑
ノートを書いていると、ものすごく穏やかになる。本当に、過去が変わる
なんて彩り溢れた、豊かな出来事がたくさんあったのだろう。笑
あの三作の名句、覚えてないのが残念…
って思うほど。笑
おじいちゃんが喜んだ句、覚えておけばよかったなぁ。
「全てが喜び」だと、今までの全ての経験が喜びに変わる！！
（これ、「嫌のままにしておきたい」人がいっぱいいます）
自分でただモヤモヤしてるよりも
一つ一つ観察してみると、自分の心の動きすら、笑える。笑
そして、これからも、色んな感情を同時に持っておけるし、感情が湧くことが怖くない
感情に持って行かれない。
ココロちゃんは、とっても、とっても可愛い。
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