ベルサイユ宮殿続きです〜
勇ましいルイ14世と。
これはなんと日本から来たものだそうですよ〜〜！
ファッションリーダー
マリーアントワネットは日本ファンとしても有名だとか・・
そしていよいよ
あの有名な「鏡の間」に
私は鏡よりもやっぱり天井画に目がいってしまいます〜〜
ここでは社交場としてパーティや盛大な儀式が行われ
歴史的な "ヴェルサイユ条約" も、
この「鏡の間」で調印されたのだそうです。
みんなと鏡越しに写真撮る。笑
鏡、もうちょっと綺麗に磨いたらもっと綺麗なのに・・・と思った。笑
今回、メンテナンス中で
「王妃の間」関係は見ることができなかったのですが
きっとまた来ることになると思います。
「王妃の間」へと続くお部屋。
というのも、「王妃の間」で行われたという
「公開出産」が気になって。
私どこかで見たことがあるのです。
かすかに記憶にあるのです。
本当に昔、小さい頃、お母さんと一緒に見たんです。
「公開出産」を。
豪華なベッドに横たわる王妃と、産婆さんのような人と
こっち側でそれを静かに見守る人々。
今、赤ちゃんはどの辺か、というのを
紙か何かに書いて、こちら側に提示する産婆さん。
フゥ〜〜と苦しむ王妃。
パリ行きが決まってから読んだ何かに
「王妃の間では公開出産が行われた」という一文を読んで
「あれ？？それ、どっかで見たぞ」と思って。
小さい頃テレビか何かで「再現」をやってたのなぁ？
わからないんですが、見た記憶があるんです。
お母さんと。
気になって。笑
今日お母さんに会うので聞いてみよう〜〜。
とにかく、鮮明に思い出したその場面。
テレビで見たのか、お母さんが映画で見てたのか覚えてませんが
とっても小さい私に初めて
女には「出産」というものがあると
強烈に植え付けたのは間違いないです。
ベルサイユ宮殿では１９人の赤ちゃんが
公開出産で生まれたんだって。
なぜ公開出産にしたかというと
王族は「取り違えがあってはならない」から。
あの陣痛や出産の痛みで苦しみ産む姿を
ずーっと公開されているなんて
とにかく世界が違うと思いました。
宿命というかやはり「世界」ですよね。
ホロスコープみたいな。
持って生まれたもの。
宮殿内には天使の他に赤ちゃんや子供たちの絵も
たくさんありました。
本当に子供達の表現が可愛いんですよね〜。
本当に肉厚感や血色、可愛くてたまらない。
空っぽのゆりかごや
額の中に入ってる赤ちゃんがあったりしますが
生まれてすぐ亡くなった子の表現だそうです。
それでも、どんなに世界が違ってもいつの時代も「出産」そのものは何も変わらず
女が無条件で命をつないでいく。
それだけは絶対。
女である。以上。
本当にみんな同じ。
ただ、女である。
そしてここ！
フランス革命時、怒ったパリの民衆が
「王妃を出せーー！！」と駆け上がってきた階段。
寝室で隠れていた王妃が２人の子供を連れて出て行き
深々と頭を下げ、一瞬暴徒も静まった・・・と語り継がれています。
いろんな物語があるベルサイユ宮殿。
その土地、その場所、その空間が持つエネルギーって
本当にすごいです。
このベルサイユ宮殿は王族の歴史のエネルギーがありますが
私たちもそれぞれの生まれた土地、家、家族、
そこに根ざすパワーを持っている。
こういうパワースポットに来ると
いつもそう思います。
私は誰なんだ？
ということをいつも忘れずに自分の人生を輝かせていきたいな〜。
最後はみんなで庭園をお散歩
お星様が可愛い
アリエルのパパみたいでかっこいい
空が綺麗でした。
泊まったホテルがあるコンコルド広場は
マリーアントワネットとルイ１６世が処刑された革命広場。
たくさんの歴史やその土地、その空間は、
全て全て
「それぞれの人生をどう生きるか？」という問いを投げかけてくれます
いろんな過去があり、今がある。
私がするべきことは「今」を思いっきり感じて
「藤本さきこ」を生きること