ついつい手をあげてしまった後、自己嫌悪や罪悪感でひどく落ち込む

ありますあります!!
あなたもありませんか???





うち、共働きで忙しい両親だったんです。
おじいちゃんもおばあちゃんも一緒に住んでたので
かぎっ子ではなかったし、妹もいたし、
今思うともっと寂しい想いをしていた子はいるだろうとは思うのですが。


気を引きたくて、テストで100点取ったよ!!とか
こんなに褒められたよ!!とか
お母さんの興味を引く話題ばっかりしていて、
そのうち実際に起こってない嘘の話までするようになりました。

実際はしていないスポーツテストの話題とか
実際は取ってない100点のテストとか

お母さんと話したくて
お母さんにすごいねって言って欲しくて


お母さんは勉強が出来ればとってもとっても褒めてくれたので、
褒められるのが楽しくて勉強が好きでした。
オールAの通信簿、たくさん実家にあります。


それが、一気に崩れたのは中1の時の中間テスト。
私は「暗記」がニガテという事に気づいたんですが(笑)
地理や歴史など
年号や人の名前、土地の名前、とにかく「暗記」がめちゃくちゃダメで。


68点という、自分ではありえない点数を初めて取ったんです。


で、お母さんが号泣しまして。
ヒステリックに号泣したんですよ。

お父さんがそれを見てしびれを切らして「いいかげんにしろ!!」って怒るくらい。



きっとね、私に、とっても期待してたんだと思うし
「さきこは出来る子だから」っていつも言ってたし

でも私はそこでプッツリと何かが切れてしまいました。
勉強、楽しくなくなっちゃった。



お母さんを悲しませてしまったっていう悲しさから自分を守るために
お母さんに対して攻撃するようになりました。

高校へ進学してからはますます全く勉強しなくなり、
0点とか普通に何度もありましたし
進級の時は毎回追認試験受けてましたし
資格なんて1個も取らなかった。

今思うと「勉強なんかしてやらない!」みたいな、拗ねですね。

それで、お母さんからの愛を確認してたんだろうな。

こんなに駄目な子だけど、どう?みたいな。



小学生の時にあまりにもそこ(デキル子)に傾倒してしまったので。。
ギャップが酷かったんだと思います(笑)


ほんと、お母さんが大っ嫌いで。
何度も殴ったし
何度も暴言吐いたし
お母さんが鬱っぽくなるまで困らせてやりました。
家にも帰らなかったし
泣きながらお母さんから「帰ってきて」って毎日毎日何度も電話来た。

そんな少女時代でした。



それから。



私は大人になってからもずーーーーっと自分のお母さんに
「寂しかった」っていう恨みにも似た気持ちを持っていて、


家に帰ったらお母さんにいて欲しかった
夏休みとか、いっしょに出かけたかった
お散歩とか、一緒にしたかった
何でもない事をはなしたかった
もっと甘えたかった



【絶対にお母さんみたいな母親にならない】


こんな気持ちを
ずーーっと握りしめてました。


だから、
私は子供とゆっくり過ごすようなママになるんだ、
私は子どもの話をゆっくり聞いてあげるようなママになるんだ、



って思ってたんですが

そこ握りしめてると、自分の育児が苦しくて苦しくてたまらないの(笑)!!


母親を否定している自分自身に追い込まれるの。



うちのお母さんて、
幼少期に父親と生き別れになり、病弱の母親に育てられたんだけど
入退院を繰りかえすような人だったから親戚の家に預けられたりして
とっても肩身の狭い思いをしたんだって。


そして、遺産相続トラブルとか
お墓の跡継ぎトラブルとか
金銭問題のトラブルを小さいころから間近で見ているから
自分は親になったら、子供に絶対こんな思いはさせたくない!!!ていう、強い思いがあって、

だから私、今までお金に困ったことがないんです。
どんなに無いって思うときでもかならずあるんです。
とっても豊かにあるんです。

それはお母さんがお金をくれるってことじゃなくて、

お母さんが私をそういうマインドに育ててくれたから。


そういう風に育てて貰ったおかげで
私は今、お金のブロックに困ることなく暮らしているし
いつもお金はどんどん入ってくる。


ものすごく愛されていたって事に気づいたんです。


お母さんはこういう形で、私の事をとってもとっても愛してくれているのに
「私が欲しいのはそういう形じゃない!プンプン!」
って怒っていただけだったんだ。


中身はおんなじなのに。



勉強に関しても、
お母さんは私の嘘の話もいつも全部信じてくれて
興味を引きたかったとはいえ、あまりに
「すごーーーい!!さきこ、すごいね!!」って完全に信じてくれたし、

何かをしたいと思ったときに
あなたには無理、って言われたことも一回もなくて
「あなたは出来る!!」
「さきこは天才!!」
っていつも言ってくれた。
本当に、能力で否定されたことが1回もないんです!


だから本気で小さいころから
「私ってすごいんだ」マインドがあるの(笑)

ちょっと本当に
「私って天才」マインドがあるの(笑)

本当に、愛してくれていたの。
私の欲しい形じゃなかっただけで、もう。



子どもの頃の私が勝手に「私の理想」をお母さんに押し付けていたんだな。って

そして、それに気づかないと自分の育児がものすごく苦しくなります。


子どもの頃の私が、今の私に、
「理想の母親」を押し付けてくるから。




私なりの「お母さんへの思い」を手放すってこういう事。


私、これに気づいてから本当に育児がめっちゃくちゃラクになりました


子どもの傷になったらどうしよう、とか
トラウマになったらどうしよう、とか


罪悪感に襲われてたんだけど、
そう思うのは、自分自身が、お母さんへの裁きをいつまでもいつまでも
大事に握りしめているから。


私みたいに、子供に責められたらどうしよう

なんだよね。


人生のすべての鍵は
「私はお母さんに愛されている」って
心底腑に落とす事なんだと思うくらいはーと♡はーと♡

子宮にも布ナプキンにもつながりますが
究極の自己肯定、ってお母さんの子宮を信じる事、
自分の子宮を信じる事、
子どもを信じる事。



だから、時々ヒステリックになったって
鬼のようなママになったって、大丈夫!


ちゃんと愛は伝わる
あなたの好きな形で、そのまま愛せば大丈夫


それにね、お母さんはあんな暴力的だった私を、
すっかり忘れてくれてるんですよね~~~(笑)!!!

子供たちも、あの蹴り飛ばされたことを忘れてるし!!

覚えてないんです。
覚えてても、覚えてるってだけで
それ、そもそもそんなに悪い事じゃないよ


「でもトラウマだもん、覚えてるもん」って思うなら
「あなたが”傷”として、覚えていたい」んだと思います。

罪悪感を感じさせていたいから。