先日書いたこちらの続き
（何かぴったりお盆っぽい話題ですね
）
知床オホーツクの満天の星空と海。今までに「死んでもいいかも」って思った2回。起業して1年目。
私はシングルマザーで保育園児を二人抱えての起業でした。
店舗準備やネットＳＨＯＰの準備などなど
とっても忙しくて
朝6時に起きてから夜寝るまで、気づくと一回も座ってなかった・・・
なんてことも良くありました。
「こうあるべき」に縛られて
周りの人に、気も沢山使っていました。
ある日突然涙が止まらなくなって
息が苦しくなって、耳がガンガン聞こえない。
テレビの音や人の声が拡声器で話してるように聞こえる。
とにかく不安と悲しみで胸が押しつぶされそう
子どもたちの笑顔を見ると涙が止まらなくなる
人に会うのが苦しい。息が出来なくなる。
こんな状態になりました。
きっかけは、
「あなた、周りの人にいろいろ言われてるよ」っていう
ある人のひと言でした。
たった、それだけ。
お店なんだから、みんなに好かれなくてはならない、とか
自分が始めたんだから、自分で全部責任もってやらなくちゃいけない、とか
色々「こうあるべき」で頑張っていたのに
その一言だけで、あっという間にバランスが崩れてしまったんです。
先に体がだめになったのか、
心がだめになったのか、今でも分かりませんが
（この話はのちに勉強して理解できたので、女性の心とリズムのお話会で良く話しています
こうやって、バランス崩してしまう方、本当に多いです！）
で、その時は睡眠障害にもなって
一睡も眠れないという日も続きました。
睡眠薬を飲んだり精神安定剤を飲んだりしていました。
好きな事を仕事にして、夢に向かって頑張っていたはずなのに、
これじゃ本末転倒だ！！
って、子供たちとお風呂に入りながら泣きました。
心配する子供たちに
「ママは今ちょっと心の病気だから」
とか言いました。
当時やっていたネットＳＨＯＰもやめて（というか辞めざるを得なかった）
主催するはずのイベントも、直前で人にお願いしたりして
睡眠障害は1年くらい続き、心の状態も不安定でした。
夜になるととにかく悲しくなってしまうのですが
そんなある日、
不思議な状態になったんです。
とにかく闇と一体化している自分
真っ暗過ぎて闇なのか光なのかも分からない。
なんか、全てどうでもいいな・・・。
あ、そうか。どうでもいいんだ。
私がこんなに苦しくても、楽しくても、不幸でも、幸せでも、
この闇？光？は何も変わらないんだ。
私って、居ても居なくても、何も変わらないんだ。
みんな、居ても居なくても、何も変わらないんだ。
この宇宙は何も変わらない
あ、今死んでもいいかも。
そして突然ものすごく怖くなりました。
そうか！
私、居てもいなくても、宇宙は何も変わらないんだ！！
と、肚の底から気付いたら
震えるほど恐ろしくなりました。
なんだかよく分からなかったけど、「今はそれ嫌だ」 って思いました。
その後、あんなに眠れないピリピリした日々が続いたのが嘘のように
一瞬で眠りにつくことが出来るようになりました。
（その時、枕を変えたっていうのも、タイミングよくいいスイッチになった気がしています。でもめっちゃ安い枕です
）知床で感じた「あの感じ」に似てました。無いけど確かに在って
在るけど絶対に無くて
そういう事や
他にも色々たくさん感じる事があって、今は
結局、無なら、どう死んでも、変わらないかも。
結局、無なら、どんな生き方しても、変わらないかも。
無いけど、私は確かにここに在るんだ！！
在りたいから、無い所から来たんだ！！！
っていう、私の魂がここに居る理由、はっきり見つけたんです
どんなに変な人生でもいい、
どんなに非常識な人生でもいい、
結局はみんな同じ海から来て、海（闇・光・魂・宇宙）に戻るんだから
むしろ、超個性的、自我万歳！！
とにかく、
「私はここに在る」という事を
思いっきり感じたい！！！！
だから、どう生きたっていい。
どんなに人に迷惑かけたっていい。
ただのわがままって言われても全く関係ない。
だって私の人生だから。
我が思うままの人生！！！
私の魂がそこに戻る時まで
思いっきり自分で在ればいい。
って思っています
（だから私は「自然葬」にしてくれと家族に言ってるんですが聞く耳を持ってくれません。）
あ、あとその知床のおっちゃん（通称仙人と呼ばれていました）と
毎晩温泉に2人で行くのが日課となってたんですが
知床の山の中、夜は真っ暗なんですね。
で、思わず「真っ暗！！」って言った私におっちゃんがこういいました。
「さきちゃん、真っ暗なんてないんだよ。よく見てごらん。
どんだけ真っ暗だと思っても、慣れてヨーク見ると見えるんだよ。
この世に真っ暗なんてないんだよ。
なんまら不思議だよ」
この何でもない会話も結構その後の私の世界を変えました（笑）
そうなんですよ。
見えるんですよ。この世に真っ暗なんてないんですよ。
で
それを踏まえたうえで、人生設定どうする
っていうはなし
どうせなら、
豊かに、幸せに、美しく、愛にあふれる人生で在りたいよね