娘が続けてきたことの成果 | 福岡 クレイクラフト ちいさなそら  

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大人のおけいこ教室

先日のこと。

いつものように娘が学校の事を事細かに話してくれていました。

その中で・・・

今度授業参観の中で「二分の一の成人式」を行うのですが、その際クラス全員である曲を合奏するのだそう。

娘は今までにも音楽祭などことあるごとに伴奏を受け持ってきたので、今回は別の楽器に挑戦したい!と人気の鉄琴をじゃんけんで勝ち取って早速練習を始めていたのですが・・・


本番まであと2週間、みんなと合わせて練習する事を考えると2~3日で伴奏を弾きこなしておかなければならない。そんな中、先生から伴奏のお子さんが渡されていた楽譜は、先生用の高度な伴奏譜。

伴奏に選ばれたお子さんは苦戦しながら練習していたそうです。

そこで、娘が呼ばれて教えることになって・・・

よくよく楽譜をみたら、なんと!みんなに渡されているリコーダー用の楽譜はヘ長調だったのに対し、先生が準備した伴奏譜はト長調だったと言うのです汗


娘・・・もちろんすぐに指摘して、「リコーダー用のヘ長調に移調しながら弾けば大丈夫だよ音符」と伝えたそう。

すると先生もお友達も・・・「??移調??どういうこと???」って。

娘、口で説明するのもなんだから・・・・と、伴奏譜のベース部分を見ながら右はメロディーを左はベース部分を移調しながら・・・ト長調とヘ長調で弾いてみたそうです。


すると一同・・・「すごーーい!なんでそんな事がすぐできるの???やっぱりMさんが伴奏やって~!」という事になったらしく。。。


娘が帰宅後その一連の出来事を話してくれました。


娘は、せっかく勝ち取った鉄琴が伴奏になった事がどうこう・・じゃなく、移調した事に対してすごーい!って言われた事がとても不思議な事だった様子で、

「ママ、これってすごいことなの?でも、グループのみんなはいつも普通にやってるよね?ママだって、Rくん(弟)だって普通にできるじゃん?しかもヘ長調だから調号少ないし・・・。」と。


更に、先生用の伴奏譜では高度すぎるので・・・自分で少し簡単にアレンジして自分用の楽譜を完成させると、またまた先生やみんなが集まってきて「Mさんって本当にすごいんだね~!」って感心されたとのこと。


そう言えば、2年生の時もお楽しみ会の出し物で合奏を提案し「みつばちマーチ」を鉄琴、木琴、小太鼓、大太鼓、ピアノ・・・にパート訳をしてそれぞれの楽譜を書いて・・・と娘がアレンジしたみつばちマーチを披露した事があって、先生が驚かれていたことがありました。


私も小さいとき音楽教室に通っていた事があるからか、童謡やアニメ曲など耳コピして適当に伴奏を付けて弾いたり、子供達が歌えるキーに移調したり(ただし調号が増えると難しい汗)・・・と普通にできます。

お陰で小学校時代、他にピアノ演奏が上手なお友達は沢山いたけど、音楽の時間の伴奏はいつも私が担当していました。

その事がきっかけで、卒業式でも校歌の伴奏を先生の代わりに弾いた事がとても良い想い出となっています好


娘が今、私と同じような経験をしている中で、初めて移調や伴奏付け、そして簡単ですがアレンジが出来ることって普通に出来るわけではない事なんだと気がついた様で・・・

「グループレッスンでやってきた事ってすごく役に立つんだね~はっぴ」と嬉しそうに話してくれました。


その時・・・私、はっとしました。

そうだった!

私が子供達を2歳から音楽教室に通わせたのは、

音楽を体で感じ、音楽を楽しめる知識や技を楽しく身につけて、これから先の人生を心豊かに送って欲しい・・・とそんな願いからでした。

私が両親に沢山の音楽を与えてもらった事にとても感謝してるので、私も子供達に音楽を楽しめる様な環境を沢山作ってあげたくて。


でもそんな事はすっかり忘れ、最近ずっと悩み続けていました。

「音楽にこんなに時間とお金をかけても、本人は将来音楽の道に進みたい訳じゃないし・・・これからもっと忙しくなって時間も足りないのに本当にこれでいいのかな?」と。


本来の目的を忘れ、ついつ今現在の現実的な事ばかりを考えていたように思います涙


娘は本当に楽しそうにグループレッスンに通っています。

練習できるる時間が極端に減ってしまったけど・・・

グループのお友達が大好きで、娘にとってとても楽しい時間となってると思います。

また、色んな学校に通っているお友達が集まっているから、音楽以外にも良い刺激を沢山受けていると感じます。


そして何よりも私の一番の願いである「先生のことが大好き」ということ。

引っ越してきて、見学させて頂いたとき・・・

先生の明るくてあたたかくて、愛情溢れるお人柄に娘も私も一目惚れハート

あまりにも楽しそうなレッスンに、娘は見学という事を忘れノートに書き込んだり体を揺らしたりしていた事を思い出します。

そしてレッスン修了後「私、このグループに入れてもらいたいニコ」と満面の笑みで言った娘。


そんな素敵な先生と素敵なお友達との時間は娘にとって何よりも貴重な時間なんでしょうね。

いろんなご縁あっての今のグループでしたが

これから塾の方も忙しくなるし、時間的な問題があって・・・

発表会を最後に辞めるつもりでいました。


でもやっぱり本人の様子を見ながら、本人が大変じゃなければなんとか続けさせてあげたいと思いましたキラキラ


娘だけではなく、子供達をどのように導いてあげたらいいのか・・・

本当にこれでいいのかな?って迷うことが多々あります。

親として、子供達それぞれをよく見つめ、良い方向に導いてあげられたら・・と思います好