こんにちは。
前回の続きです。
こちらもあの時書き殴ったまま
あの時の気持ちで残しておきたいので
時間は、少しずれますが
そのまま載せたいと思います。
三者面談までの道のり。
前回の続き。
面談までの道のり。ここまで。
そんなこんなで医学部への道は
2年に上がった頃から諦めてしまった
息子でしたが、、
最初は医学部志望だったのでわざわざ
苦手とする理数に進み数Ⅲを
取ってしまいました💦
じゃあ将来何になるか、、
正直、何になりたい、も特になく、
とはいえ、私が医療系以外の世界を知らず、、
現時点で息子と話して興味のありそうな薬関係や放射線技師、この辺りを見ていました。
現時点で癌の研究に興味があるかも？？
とのことで薬学部？？となったわけですが
しかしうちはシングルマザーです。
経済的な面から元々私大は除外しており
そうすると国立1本、かなり選択肢が限られてしまうし正直、ここに行きたい！！！
みたいな大学もみつかっていない、、、
そんな息子でしたが今年の夏頃に
あることがきっかけで
方向性がかわりました。
中学受験、高校受験を共に経験した親友が、
私大医学部1本でいくというのです。
その子は小学生の頃から研究で毎年賞を取るようなとても優秀な子でしたが、
少しだけやんちゃで
受験も少し手を抜いてしまったのか、
絶対合格と言われていたその子は
合格招集日には来ていませんでした。
滑り止めだった私立高校も合わなかったのか退学し、市外へお母さんと2人で引っ越して、
別の高校に通っていたようでした。
息子は春休み、夏休み、冬休みで
その子が帰ってくるのを楽しみにしていて、
熊本から天草や阿蘇まで
自転車でサイクリングに行ったり、
遊園地へいったり
夜は散歩したりしていました。
そしてその子が今年の夏休みに
息子に言ったそうです。
『今まで馬鹿にしてきた奴らを見返してやる！！！』
と。そして私大医学部を受験する！！と。
絶対合格と言われていたので、
きっと地元ではさまざまな噂も
あったのだと思います。
一緒に行くはずだった高校、まさか、、と
思いましたが、数々の挫折を経験しても
きっと負けず嫌いの彼ならやってくれると
思っていました。
私はその話をきいて、わ〜！！
あの子が戻ってきたんだなあと、
なんだかわくわくしてとても
嬉しく思いました。
それと同時に思ったこと。。
そう。
お金があれば。
私大も目指せるんだなあ、、とも思いました。
（彼のお父様は皮膚科医、お母様は歯科医です）
ああ、お金があれば。。
私大も視野に入れて考えられたのに。。
と思ったのです。
母子家庭、
大学いくなら絶対国公立以外の選択肢はない！！
としていた私のいわゆるガチガチな
『設定』
これが息子を苦しめていたのかもしれない。
しかし、息子のこの一言で変わったのです。
『親友と同じ大学、ここに行きたい！』
最初は、冗談でしょ？無理でしょって
思ったのですが、自分から行きたい❣️と
言ったのは今回が初めて。
そこから再度奨学金を調べ直しました。
私立薬となれば1200万かかります。
プラス生活費。県外。
学費だけでも奨学金にすれば月々5万程度を
20年間返していかなければなりません。
子供にここまでの奨学金を背負わせるのは
どうなのだろうと
思いましたが、薬剤師の給料からすると
返せない額ではない、と思いました。
それまで漠然と、ただ、
母子家庭だから
私大は無理
といった固定概念が
実際に奨学金を調べて現実を見ることで
変わった、それと何より
息子の気持ちが私の気持ちを動かした、
といっても過言ではなく
私の願いはお金うんぬん
あーだこーだはいらず
ただ、
息子の行きたい所へ行かせてあげたい。
これでした。
頭で考えることより
何より心で感じたことが
人を変える、動かす
大事である、
ということに
気付かされた
出来事でもありました。
それにやっと行きたい大学が見つかった！
否定する気もありませんでした。
選択肢が広がったことが嬉しく
ほっとした気持ちもありました。
私としてはもう一度、医学部も視野に
考えてほしかったのですが
息子はもう諦めていたようでした。
母からもいつも会うたびに受けるだけ
受けてみたら？
と言われていました。
ああ、もっと早くに私大も入れていたら。。
でもさすがに私大医学部は
4000万くらいかかるのかな？
最初の資金が用意できない。。
いくら考えたって息子がその気にならなければ無理なわけでですが、、国立しか無理だ、
なんて言わなきゃよかったと
それで頑張るタイプならよかったけど
結局その言葉が追い討ちをかけて
どんどんやる気を削いでたのかもなあなんて
などいらんことを考えながら
過ごしていました。
高校の進路希望の提出書類にもこの頃から
元々の国立医学部から私大薬学部へ
変更されていきました。
『どこでもいいから浪人だけはしたくない』
（勉強をサボって遊んできたのは自分なのに
みんながんばってたのにこの言葉だけでも
イライラするのですが）
というので少し偏差値を落とした
大学の薬学部も受験することにしていました。
そんな流れで薬剤師か放射線技師か、
少し落として今受かる可能性のある『私大』、
にも広げた形で話は進んでいきました。
そして、迎えた面談の前日。12/10の日曜日。
正直、なんとなく私大に選択肢を広げたけれど
でもじゃあ国公立はどうするのか、
共通テストは一応受けることにしているけど
勉強はどうするのか、
いつでも楽な道、早い道、
無駄なことはしたくない息子は
『共通テストうけんでよくない？』
とか
『共通テストの勉強をする時間が勿体無い
私大1本なら別にその大学の受験科目だけでいいわけやし。』
とか、いうわけです。
まあ、確かに一理ありますが、
私立だけを1本にするってことにも
なんだかとてもスッキリしない。
もやもやした中途半端な話し合いの状態で、
面談前日、12/10日曜の夕方18時を回った頃、
ある人から突然連絡が来たのです。
続く、、、
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