和道流 みくうかい 木曜日

「歓歓楽楽」





今日は数学道場から。
「空手があるから憂うつだなぁ」と。
「空手が無くて数学だけだったら?」
「全然憂うつじゃない」と。嬉しくもあり、なんやらホイ。複合的な問題やひと手間かけないと解けない問題のエリアに突入。図解し、考えて、気づいて、試してみて、また計算し直して、ということを繰り返しながら解いていく。

空手は下背への空気の送り込みから。



アシュタンガヨガは太陽礼拝ABと座位の半蓮華座前屈。



今日は自分のお腹の中に地球儀を感じてみよう。腹腔の部分を地球儀のように感じて、ちょうど帯が赤道になるように。そんでその地球儀が赤道のところでばっかり真横に2つに割れてクルクルとまわる感じかな。その地球儀が回って生まれた力が手や足まで伝わって、相手の身体に入っていく感覚。

火曜日の総本部での稽古中に湧いてきて、そこで動くと調子がいい。その日はイタリアからの出稽古の人やオランダの方々がいたりしたからか?いや関係ないか。



その場基本に繋がる練習し、クーシャンクーを通しで一度行い、残りは平安五段。





「先生、大会のときにすごい大きい声出していたよね」と小学生。
「いやいや、そんなに大きい声を出していたわけではなく、体育館の端にも届くように響かせればいいだけだよ。意識を体育館の隅まで拡げて、その空間と自分の内側の空間を同調させて、空気を振動させればいいだけ。」とは言いつつも、横隔膜が充分に緩まないとなかなか響いた声が出ないけどね。横隔膜が緩めば響く声が出るし、緩まないと大きな声を頑張って出さないといけない。

横隔膜が緩めば、頑張らないで響く声が出せる。声だけでなく、身体の強張りや無意識での緊張も解けていく。

横隔膜緩めるには、徒手のアプローチもあるけどそれ以上に心理的なアプローチが有効だと思う。「頑張らないといけない」という無意識での思い込みや、過去での体験に基づくなかばちょっとしたトラウマのようになっていると横隔膜が緊張している。

横隔膜が緩むと声質が変わるよね。重低音の効いた響く声になる。

そんな声が出せるように身心調えていって、楽に楽しく過ごしていきましょう!侃侃諤諤ならぬ歓歓楽楽で!
そういえば今日は彼がお休みだ!