光空会(みくうかい) 水曜日

「頑張らない」



今日もいろいろ実験していきましょう!

骨格筋を取り巻く筋膜ラインが3重になっているとすると、

浅層→ファンクショナルラインなどなど
中間層→スパイラルラインなど
深層→ディープフロントラインなど

深層のディープフロントラインは姿勢維持筋。姿勢維持筋の伸張反射は力が大きいとのこと。
この深層のディープフロントラインの伸張反射を利用して動いていこう。

その姿勢維持筋の遠心性収縮(のびる)→求心性収縮(ちぢむ)となったとき姿勢支えるものが必要となり、中間層のスパイラルラインを締めておくことでバランスが取れるのではないかと。


さて、順突きの前進をディープフロントラインの伸張反射を利用して進んでみよう。ディープフロントラインのどこに意識を向けるか。横隔膜でいこう。息を吐ききり横隔膜が伸びたところから、さらに「ふっ」と吐ききると、そのあと自然に勢いよく鼻や口から入ってくる。横隔膜の伸張反射だとすると、横隔膜とディープフロントラインで繋がっている大腰筋、腸骨筋、内転筋群も同じタイミングで伸びたあとに急速に収縮し、力を発揮してくれる。


「ふっ」と吐ききったあとに、スっと勢いよく息が入る(横隔膜が収縮する)タイミングにあわせて、自分の背骨が真っ直ぐ前進するイメージをもつと自然と前に進んでくれる。勝手に摺り足になる。

息を「ふっ」と吐ききる際には呼気筋である内腹斜筋を締める。内腹斜筋はスパイラルライン上にあり、このスパイラルラインが収縮して身体を支えてくれる。

呼吸にあわせてディープフロントラインとスパイラルラインを交互に収縮、伸長させることで動いていくと、力まず大きな力が発揮できるのではないか。


順突きの前進以外は手張りの要領で突きに繋がる練習を。こちらは前鋸筋の伸張反射を使いたい。


これであれば先生方から頂いたアドバイス
「ふっ」と息吐くんだよ!
身体固めずに力を抜け!
捻りながら両側から支えて軸を立たせる!
吸うと上がり、吐くと下がるエネルギー感!
を充たすことができるかと。

みんなで力のかかり具合をフィードバックし合いながら、身体に落としこんでいこう!

来月というか来週からは和道流の本部道場生になり、週1回だけだけど本部で練習してきます。レベルアップして、それをみんなに還元出来るように。