和道流空手道 光空会(みくうかい)
平塚道場 土曜日

平塚道場2年目のスタート。

テニスボールでのパス練習とタッチでのボックスダックリングから。4y×4yの四角形の中なので1カットしか切れないなか、1カットで相手の足を止めて抜けるようになってきた。タッチする方もインサイドアウトが自然と身についてきた。

その後はちょっとヨガして瞑想して礼


空手のウォーミングアップして、基本を各自で行い、形へ。



各自で練習を繰り返してから試合形式で。初めて大きなアリーナでの試合。練習前に調子どう?と聞くと「最悪、緊張しかしない」と。いい状態だと思う、今の段階から緊張があることが。前日の夜か、試合の朝か、はたまたコートで自分の名前が呼ばれる直前か、どこかでふっきれるだろう。それまでどっぷりと緊張の中にいて、いろいろな感情や思考が湧いてくるのを楽しんでね。

で大きな舞台でもしっかりと自分自身を余すことなく出してほしい!そんなときに一つお伝えし。「徹底的に自分をクリアに、透明にすればするほど、自分らしさというものがその場に充満していく」ということ。

なのでまずは自分の内側をクリアにしていこう。そして自分の意識の及ぶ範囲をめちゃめちゃ拡げていこう!
東は三浦半島、南は伊豆大島、西は富士山、北は駅よりずっと向こう、天は大気圏まで、地は地球の真ん中通り過ぎてブラジルまで!
それらを結んだ球体の中心に自分の核を繋げて。

一人は外側に意識を向けてるときの方が調子良く、自分の核と繋げようとすると迷いが生じる。
一方もう一人は外側に意識を向けてるときも動き良くなり、更に核を繋げていくとより調子がいい。

最後の一回で迷いが生じ形を間違えたのでもう一回。もう一回は形を間違えないけど上手くおさめた感じ。なのでもう一回。最後は「おもいっきり」。で本来の動きがでてきた。


礼をしてから試合に向けてひとこと。「上手くやろうとか正しくやろうなんて考えずに、思いきり形をうってください。自分を信じてないとおもいきりうてません。『おもいきり形をうっても自分の身体は最高の動きをしてくれる』そう思えたときに自分の100%がでると思う。」
力一杯ではなく身を委ねるような柔らかい静かな状態なんじゃないかと思うよ。

今日から明後日の大会までどんなことが起こっても味わって、楽しんでもらえたら。あとになれば楽しいけどそこにハマってる最中は大変だけど。それも経験。

今までは生徒が試合にでるとわたしが気が気でなかったけど、今回はなんだか気楽に構えていられそう。

ここまでで大会にでる目的はほぼ果たせたかと。大会を目指すことで練習の濃度はあがり、いままでよりも変化するスピードが変わったので。あとは本番まできっちり自分自身と向き合い、本番で自分自身をだしきることをしてもらえたらと願う。そうしてだしきることが出来たら自然と周りの方々への感謝の念が湧き、御礼の言葉や態度で示してくるかと思う。どうなるかな?と見守っていきたい。

光空会 平塚道場 土曜日