グラン=テスト地方 ムルト=エ=モゼル県
Fontenoy-la-Joûte(フォントノワ・ラ・ジュットゥ)
こんにちは!木蓮です。
このところ、ずっと旅を繰り返しておりました。
その合間に、養蜂仕事!
今年の我が家の蜂蜜の収穫量はかなりの量になっており、数回に分けて採蜜中です。
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さて、久しぶりの投稿なので、最初にお知らせがあります。
実は、私とkayokoさんで作るWEB雑誌「Salon Rustique」に依頼があり、フランス語学習者向けの月刊誌、NHKテキスト「しあわせ気分のフランス語」にて(月刊18日発売)、連載がはじまります。
掲載期間:2024年10月号~2025年3月号の計6号
連載テーマは、「自然とともに暮らす 四季折々の手作り料理」です。
フランスの地方料理をメインに、お伝えしていきますので、フランス語を勉強なさっている方、ぜひぜひ楽しみに読んでくださいね。
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そんな私は、今年のヴァカンスへお出かけしていました。
行先はルクセンブルグとベルギー!
珍しくフランスを飛び出てみました。
その後、またロレーヌ地方の小さな村を旅して帰宅。
1週間、楽しんで帰ってきました。
なかでも、珍しい村だったのが、Fontenoy-la-Joûte(フォントノワ・ラ・ジュットゥ)。
過去20年にわたり、多くの農場が買収され、元の建築を尊重しながら店舗に改装されてきた村なのです。
実はこの村を勧めてくれたのが、この前に訪れたBaccarat(バカラ)村にあるバカラ美術館の館長。
そう、もちろんあの高級品として有名なバカラの里。
その話は後日に書きますね。
フランスでも大人気のTintin(タンタン)の古い本が沢山売っていました。
ちなみに、この「本の村」の活動は、もともと、新たな雇用の創出と不動産資産のアップグレードによって農村環境を活性化することを目的としたプロジェクトなのだそう。
ようは、過疎化したした村の活性化をはかっているのですね。
現在、フランスには同じ本の村が8つあるそうです。
本好きな方でないと、特別な見所がない村ではありますが、逆に本好きな方なら、1日楽しめることでしょう。
料理、写真集、美術書、漫画、歴史、ゲーム、小説などなど、本屋さんによって得意分野があるようなので、1軒1軒丁寧に回ってみるとよいかもしれません。
本当に小さな村なのですが、歴史的に価値のある本があるため、毎年数万人の訪問者が、訪れるのだとか。
この村のためだけに訪れるというわけにはいかないでしょうが、ナンシーから60km、コルマールから90kmのところにあり、バカラ村からは約6km。
どこかの観光ついでに、ぜひ訪れてみてください。
それでは、また!