フランスの庭めぐり
こんにちは!木蓮です。
数日降り続いた雨のおかげで、我が家の植物たちもすっかり元気になり、真っ青な空が嬉しい季節。
前回のメルマガで、ブルターニュ地方のFougeres(フジェール)をご紹介したのですが、予想外にたくさんの方からメッセージをいただいておりました。
しかし、旅から帰宅すると、なんとPCが立ち上がらない!
以前から挙動不審だったため、新しいPCをすでに用意し、少しずつデータを移行していたのですが、肝心のメーラーのパスワードを忘れてしまい、メールを読ませていただくのに時間がかかってしまいました。
昨日から、一気にお返事させていただきましたので、あと数名の皆様、もう少しだけお待ちくださいね。
さて、前回の続き。
今回は旅に出る前、facebookにて「ガーデナーさんに聞いてみたいことはありますか?」と尋ねていたので、いろいろな質問を携えてのお庭訪問となりました。
その質問に、お答えしたいなと思いつつ、せっかくの素敵な庭訪問がいろいろと混ざってしまうのもな~と思い、最後にまとめて質問にお答えしようと思っています。
ということで、今日は一番最初に訪れた庭から……。
この日は晴天中も晴天!
しかも、お庭に到着したのが、午後2時頃だったため、逆光の素晴らしい中、お宅訪問(苦笑)
そして……。
このお庭の持ち主のお仕事を、車の中で聞くにつれ、「あれ?」と思い始めたのです。
実は2016年のアルザスツアーの際、私たちは「アンティークバス」に乗ったのですが、なんとその運転手さんの自宅!!
この運転手さんが、クグロフを用意してくださり、クレマン・ダルザスをお城の上で飲ませてくださったのでした。
「懐かしいですね~」と話しながら、お庭に入れていただくと、やっぱり彼の笑顔!!
こんなことがあるから、人と人との出会いは不思議なものだな~と思わざるを得ません。
彼の奥様はフランスで旅行会社をされていて、実はこの「庭巡りツアー」に連れていってくれたピエレッタは、つい先日までアイルランドに「庭巡りツアー」を楽しんできたのです。
来年か再来年にでも、彼女たちとイングリッシュガーデンツアーに行こうと話していて、ガーデニング好きな方たちとの交流が、ますます増えそうな予感。
さて、ここは個人のお庭。
しかし、その大きさ1ヘクタール!!
日本の普通の庭の大きさとは格段に違うわけで、お庭の中にこのような看板が立っています。(オープンガーデンは時々されることもあるそう)
彼らにとって、この時期は旅行シーズンのため、「庭のお手入れなんて全然できてないの!」と申し訳なさそうに言われたのですが、実はこの庭で一番有名なのはこちら!!
わかりますか?
そう、バラなのです。
まさしく、バラの山(笑)
この後、いろんなお宅で出合うのですが、バラが木を覆いつくすまでかぶさり、想像をはるかに超えた大きさへと成長していくのです。
実際に見てみると、とにかく圧巻!!
もう言葉が出ないほどすごいのです。
バラの真下には、物置小屋があるほど。
その周りに咲く、ヤマアジサイが可愛く見えて仕方ありません。
今回訪れた庭の中で、一番暖かかったせいか、ほとんどのお花が終わりかけだったのだけが残念。
不思議なほどこの後の庭たちは、花が満開なんですけどね。
あまりにも庭が広すぎるので、どこを撮影していても野鳥やハトが邪魔をしにきます。
そう、この庭への侵入者は私のほう。
この庭を眺めながら、「庭を造るにあたって、何色が重要、もしくは何色がお好きですか?」と聞いてみることにしました。
答えは「緑」。
「フランス人はバラのピンクや赤がお好きなのでは?」と尋ねると、「まずはやっぱり緑だね。そこから、色をつけ足していく感じ」と言われました。
残念ながら、今回は奥様にお会いすることができなかったのですが、近いうちに会える気がします。
ということで、一番最初に訪れた庭は、バラの森がある庭でした。
次はちょっと可愛らしい小さな庭になります( *´艸`)
さて、フランスの「小さな庭」といえば、どれくらいの広さでしょうか?
では、また次回。
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