ヌーヴェル=アキテーヌ地方
ピレネー・アトランティック県 Bayonne(バイヨンヌ)

 

こんにちは!木蓮です。

今日はお昼からせっせとインゲンの筋とり。

夕食後、再度インゲンの収穫に出かけ、また明日も筋とりが待ち受けています(笑)ほんとこの時期は、畑仕事が忙しくて……。

 

さて、今日はバイヨンヌの街の中をご紹介したいと思います。日本のほうが情報が多いでしょうから、詳しい方も多いと思いますが、バイヨンヌはフランスのチョコレート文化発祥の地。

 

チョコレートの詳しいお話は、次回のチョコレート工場見学の話に回すとして、今日は「ショコラ・ショー(ホットチョコレート)」の有名な老舗をご紹介させてください。

 

 

 

 

この日のバイヨンヌの暑さは相当なもの。

この後、急激に寒くなることを知らず、とにかく何か冷たいものを食べずにはいられないほどでした。

 

さぁ~、動かなくても首筋にじわ~っと汗が流れる……。

そんな暑い中、あなたならどうします?

 

せっかくだから、ショコラ・ショーを飲むか、ここまで暑いなら諦めるか。

 

私も散々悩みましたが、いつも暑い時期にバスクにいるため、まだ一度もお店に行ったことがなかったので、とりあえず中に入ってみることにしました。

 

1854年創業の老舗「Chocolat Cazenave(ショコラ カズナーヴ)」
「懐かしい~!」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

 

 

店内に入ると、一瞬で汗がひくほど涼しい!

 

 

 

 

最初は適当にチョコを買って帰ろうと思っていたのですが、お店の方と話しているうちに、身体もすっかり冷えたので名物の「Chocolat moussex(ショコラ・ムスー)」を飲んでみることにしました。

 

 

 

 

あまりの暑さと、もうすぐ閉店ということもあってなのか私1人だけ。「トーストはつけますか?」と聞いてくださったので、「今から夕食を食べなきゃいけないのですが、食べても大丈夫ですか?」と聞いてみると、「やめたほうがいいですね」と笑われました。

 

こちらのショコラ・ムスーは名前の通り、普通のショコラ・ショーとはちょっと違います。

 

 

 

 

 

見ての通り、カップからあふれんばかりのショコラの泡。注文を受けてから厨房で泡立てるそうです。そのため、出てくるまで少し時間がかかります。

 

 

 

 

こんな感じで生クリームと追加のショコラ・ショーをつけてくれるのですが、見るからに甘そうだなと覚悟を決めて一口。

 

ところが、一口飲んでみると意外にも軽い!

かといって、味が薄いわけではなく、しっかりカカオの味がしていて、予想以上に美味しかったです。実はあまりにも甘すぎると全部飲めるか心配だったのですが、そんな心配は必要なかったようです。

 

本来ならここにトーストをつけて食べてみたかったのですが、後先考えないわけにはいかないので我慢、我慢。

 

 

 

 

夏の間は、しっかりとクーラーが効いていますし、皆さんもバイヨンヌに行かれたら、是非行ってみてください。

 

Chocolat Cazenave
19 Rue Port Neuf
64100 BAYONNE

 

話は少し変わりますが、次の日は公設マルシェの前で小さなブロカント(蚤の市)が行われていました。

 

 

 

 

やっぱり、バスク柄があったので1枚だけお持ち帰り。

 

 

 

 

 

バイヨンヌがなかなか終わりませんが、次回はチョコレート工場見学のお話です。