オクシタニー地方(ミディ・ピレネー)
アヴェロン県 Belcastel(ベルカステル)
こんにちは!木蓮です。
昨日はVictoire du 8 mai 1945(1945年5月8日戦勝記念日)というフランスの祝日。我が村でももちろん式典があり、ブラスバンド部隊がファンファーレを鳴らした瞬間、うちのウサギが、びっくりして飛びあがったお休みの朝でした(*'▽')
このところ、本当に多くの皆さんからメッセージをいただくのですが、その中で、いつも私にやる気を起こしてくださるのが、病気のために旅行に行けない方たちからのメッセージです。
もちろん、フランスの小さな村を旅したい方のために、少しでも、「こんな村があるよ」とお知らせするために、始めたブログではありますが、私のブログを読んでくださることで、旅した気持ちになれるということを、最初の頃はずっと考えもしなかったのです。
こんな私の写真でも、こんなに多くの方に喜んでいただけるとは考えてもいませんでした。ですから、できるだけ長く続けていきたいと思っていますので、楽しみにお待ちくださいね。
また、旅行会社の方たちからも度々メッセージをいただきますが、これからも出来る限り、情報を書いていきたいと思いますので、長い目で見てやってください。
さて、いよいよ次の村ベルカステル(Belcastel)へ。
「もしも、あなたの好きなフランスの小さな村を10個選びなさい」と誰かに言われたら、ここは間違いなく入るかな~。
それくらい、私の「好き」がぎゅっと詰まった村です。
村の中に川が流れているというのは、やはり何度見ても美しく、ついつい対岸から、村の全景が写したくなります。
アヴェロン川にかかるこの古い橋は、村とサント=マドレーヌ教会の行き来をしやすくするため、15世紀に作られたものですが、この橋のおかげで、村人たちの往来だけでなく、物流もスムーズに行われるようになりました。
この橋が、また素晴らしいアクセントとなり、村の景観がとにかく美しいのです。
橋のアーチから覗く村も、また格別。
もちろんこの村は、フランスの最も美しい村の一つです。(久しぶりに看板を撮ってみました)
実はこの村を訪れた時、すでに体力がかなり減っていた私は、村の一番上に車を停めてもらい、下で拾ってもらう作戦に出ました。
(まっ、その作戦も全く役に立たないのですが)
少しずつ、村の上から降りていくと、中腹ぐらいから眺めた景色がまた美しく、しばしぼーっと見惚れていました。こんな素晴らしい景観の中に、村があることを再確認。
この村ばかりは、どこをどう撮っても、美しい写真しか撮れない気がするのです。
さて、外観だけアップしても、村の中が見たいでしょうから、次回からゆっくりご紹介したい……、な~んて言いながら、実はブログを少しお休みします。
もちろん、もしも元気があったらまたアップしますが、ドルドーニュに出かけてきますね。
なんとか出発までに、もう1回ブログを更新しようと思います。
また、今日の朝、「かもめの本棚」さんにて、新たなコラムが更新されます。
今回はどうやら、スミレの村「Tourrete sur Loup」のようですよ。もう一度、あのスミレの村を楽しみたい方は、ぜひご覧になってくださいね!
それにしても、春はどこへ行ったのだろう?昨日は吐く息が白くなってました(苦笑)それでは、また明日!