プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地方
アルプ=マリティーム県
Tourrettes-sur-Loup(トゥレットゥシュルルー)
こんにちは!木蓮です。
少し……、いやかなり忙しい毎日を過ごしています。そのため、ちょっといろいろな方面のSNSにアクセスしないようにしていたら、仕事が進む、進む。
いかにさぼってるかだな~と、ただいま密かに反省中です。
さて、今日はいよいよスミレの村の中……と、行きたかったのですがその前に!テレビでご覧になられた方も多かったそうなので、このTourrettes sur Loupの外観を少しお届けしたいと思います。
可愛い村の印象からは程遠い、とにかく険しい崖の上に立つこの村。この日泊ったシャンブルドットのマダムが私に言いました。
「あの橋の上から、この村を写したら綺麗よ。」と。
かなり遠く離れた橋ですが、望遠で撮った写真しかなかったため、どれだけ遠いかお伝えできず残念!
「いや~、明日の朝早くここを発ちますし、どう考えても歩いて行く自信がありません。」と伝えると、「それがね。実はすごく近いから!抜け道教えてあげるから行ってきなさい!」とマダムに微笑まれました。
前日の夕方に、下見のため少し坂を下ってみました。
村の中にあるこの門をくぐっていきます。(この写真だけいい写真が見つからなかったので、夏の写真です)
下っていくうちに、少し不安になってきました。
山道にはかなり慣れているけれど、一人で迷子にならないかなと心細くなるような道。それでも展望台には少し人がいて、ほっとしました。
ふむふむ。ここまで下っていくのね。
帰りに、もう一度村まで登る体力はあるのだろうかと思いながらも、すっかり行く気になった私。朝食前に出発することにしました。こちらもミモザが満開。
さて、次の日の朝。
窓の外には、静かに朝陽が昇ってきました。
いよいよ出発!
上を見上げると朝陽によってオレンジに照らされた村が……。
こんな感じの山道を下っていくと……。
マダムに言われた分岐点が出てきました。
「橋って書いてあるほうに行っちゃだめよ。まっすぐまっすぐ降りなさい。」
もちろん、マダムのことは信用していますが、案内標識を無視するのはいささか勇気がいります。ですが、言われた通りまっすぐ下っていきました。下の道路まで辿り着くと、どちらに行っていいのかわからず、散歩をしてる人を見つけ聞いてみると、すぐ目の前に橋がありました。
(マダムの言う通りでした)
で、いきなりですが!!
正直、側面からのほうが綺麗だなと思いましたが、こんな形で村が崖の上に乗っているのだとそのことに感心。地震のある日本だったら、考えられないような地形の上に村があります。
ひとしきり感動し、この時点で完全にカメラのシャッター速度が遅くなっていたので、ミモザ村のことを考えて、大事に撮影。
さて、帰りはもちろん。
これを登って帰りましたよ。
人がなかなか見れない景色を撮ろうと思うと、それなりの努力は必要のようです。(*^▽^*)
ってことで、次回こそ村の中を!