こんばんは。
岡崎市の手ごねパンとお菓子教室 M's Kitchenです。
ご訪問をありがとうございます。
パンやお菓子を作るとき、必要な材料は色々あります。
強力粉、イースト、砂糖、塩、水、バター、などなど
どうして、その材料が必要なのか、すべてに理由はあります。
料理は科学であり、その効果によってさまざまな料理が生まれる訳なのです。
だから、料理は面白いですし、無限大なんですね
さて、今まではなかなか書けませんでしたが、少しずつ
材料とその役割についてご紹介していければと思います。
どのメーカーのどの商品を使うのかはもちろん人それぞれだと
思いますが、私が好きなものもご紹介させていただければと思います。
もし気になれば、ぜひ参考にしてみてくださいね
第一回目のテーマは【塩】です
塩 は、パン作りに欠かせない材料の一つです。
食塩の成分の99%は塩化ナトリウムですが、残りの1%が塩化カルシウムと塩化マグネシウムで、
これらがパン生地に効果を発揮します。
その作用は、グルテンを引き締め、発酵速度を調節するとともに、生地中の雑菌の繁殖を防ぎ
パンの風味をよくすることなどです。生地のコシを出す働きもあります。
ただし、多すぎると発酵を抑えてしまうので注意しましょう。
塩の種類
塩 日本にある塩は、大きく分けて3種類あります。
①岩塩
岩塩は地中深くから掘り出した塩で、少量だけ輸入されています。
②天然塩
天日塩は塩田で海水を蒸発させて作った塩で、全部輸入品です。
③せんごう塩
せんごう塩は釜で炊いて作った塩です。日本には岩塩はなく、天日塩も雨が多いため作れません。
全部せんごう塩です。せんごう塩はきれいな塩で食用に適しています。
せんごう塩は、原料によって次の3種類があります。
・膜透析で海水を濃縮して煮詰める「膜濃縮せんごう塩」
・天日塩を溶かして炊き直す「天日塩再製せんごう塩」
・岩塩層に水を入れて塩水をとってから煮詰める「溶解採鉱せんごう塩」
日本で海水から作られる塩の太宗は「膜濃縮せんごう塩」です。この他輸入した天日塩で再製せんごう塩も作られています。また極く少量ですが、海水を昔の立体濃縮装置をまねて作ったビニールネットで濃縮して煮詰めた塩が、各地の地場の塩として作られています。特殊なものに湖塩、土塩があります。通常そのまま食用にするものではありませんが、死海などの塩が浴用に輸入されている例があります。
※引用文献 「塩の種類/日本の塩<http://www.sio.or.jp/type.html>」
~おすすめの塩~
Fleur de Sel(フルー・ド・セル) 塩の花
塩の産地で有名なのはカマルグやゲランドなどですが、
こちらも有名。ロワール地方のILE DE NOIRMOUTIER(ノワールムティエ島)という場所で採れたものです。
このお塩は完全な天日乾燥で作られたもので、天然塩になります。
時間をかけて作った天然のお塩は味にコクがありとてもまろやか。日本の有名レストランでも使われています。
沖縄で有名な塩といえば、こちらの「雪塩」と「ぬちまーす」でしょうか。
さらさらとしていて、粉砂糖のようなお塩です。
味もやさしくてほんのり甘味があるような味。塩ではないみたいですが、
蒸した野菜なんかにつけて食べるとこれがまた抜群に美味しいんです。
あと、ご飯を炊くときに少し入れると、まろやかで甘味があるごはんが炊きあがるのでおすすめです。
沖縄に旅行に行くときはもちろん、なくなると取り寄せてしまうくらい大好きな塩です。
その他いろいろ
下段のお塩ですが、こちらは旅行先で購入したものです。
どこか旅行に行くと、必ず現地の塩を買うと決めていますので、色々な種類があります
左)長崎県 壱岐 玄界灘海塩「桜」 工程:天日、平釜
中)山口県 油谷島・日本海 「百姓の塩」 工程:天日、平釜
右)長崎県 壱岐 玄界灘海塩「壱岐の塩」 工程:天日、平釜
塩といっても、奥深く、知れば知るほど面白いものですね。
料理、パン作り、お菓子作りで使う塩もまた異なってくると思います。
塩の使い分けをするのもまた楽しいですね
皆さんのお気に入りの塩、おすすめの塩がありましたら、また色々教えてくださいね
それでは
最後までお読みいただきありがとうございました。
岡崎市の手ごねパンとお菓子教室
M's Kitchen
登美 実里