昨年は4年ぶりの出場となったので、完走できるかどうか不安がありましたが、今年は3月にギックリ腰をしてしまい大幅に練習量が減ってしまったことが不安材料でした。

 

今年は生田原での前泊で、当日朝はおにぎり1個とゼリーを食べて4時頃会場に到着。スタート前は荷物の整理をしながらパンを食べて、トイレに並び、スタートラインに着いたのは5分前。

 

大会前から暑くなることが予想されていましたが、スタートの時点ではいつも通りの湧別町に思えました。今年もサロマンブルー枠からのスタートなので、ロスタイムは48秒。有難いことです。

 

スタートからしばらくは湧別町を一周し5kmでスタート地点に戻ってくるが、この辺はまだまだ体も眠っている感じ。

 

10km 1時間4分

 

その後は三里浜に向かい折り返す辺りから徐々に気温も上がりだす。

 

 

20km 2時間11分(1:06)

 

30km地点はやや内陸地にあるのでジリジリとした暑さを感じるが、本当の暑さはこれからだと思い何も考えないようにして淡々と走った。

 

30km 3時間16分(1:05)

 

周りからは「暑い暑い!」という声ばかりが聞こえるが、私は「見ざる聞かざる言わざる」戦法で全ては気のせいと思いながら走る。途中でトイレ大をしたので少し時間が経過していたが、ブラスバンドの前ではついついペースが上がってしまう。

 

40km 4時間25分(1:09)

 

 

42.195km 4時間39分

 

サロマの暑さはここからが本番を迎えるが、とにかく無心で走ることに決めていたのであまり記憶はない。

 

50km 5時間30分(1:04)

 

私の中では50km前後が一番暑く、高低差もあるので頑張りどころと考えている。42kmを過ぎると足全体が重くなるので前に進むこと、歩かないことだけを考えて55kmのエイドで何を食べることを想像して気を紛らわす。

 

 

いつも55kmのエイドでは腰を下ろさないようにしているが、今年は何故か腰を下ろして休んだ。暑さのせいもあり、一度頭をスッキリしておきたかった。

 

60km 6時間49分(1:19)

 

60kmを過ぎると気温も気分も一気に涼しくなる。これまでは周りの声援もあり頑張ろうという気になるが、この辺りから色んな意味でペースも気分も落ちてくる。

 

魔女の森辺りでは本当に歩きそうなくらい辛かったが何とか持ちこたえ、本当のウルトラマラソンはこれからなんだという気にさせてくれる。

 

70km 8時間10分(1:19)

 

この辺はもう少し頑張れるつもりでいたが、暑さによるダメージなのか足が重い。この辺から他の選手に抜かれることが目立つ。次はお汁粉をモチベーションにして前に進む、歩かないことだけを考え気力で走る。

 

 

よく見ると道路に横断幕が引かれていた。これまでもそうだったのか覚えていないが、この地域からの応援が身に染みる。お汁粉も本当に有難く頂いた。

 

80km 9時間30分(1:19)

 

ワッカの前半は波の浸食により昨年通行止めになっていたが、今年は仮通行が出来るようになっていた。やはりこの光景を見るとサロマに来た気がする。

 

 

足の重さはどんどん悪くなっている。これは暑さのダメージというより、練習不足の影響かなと思う。来年は冬場もしっかり走り込みが必要だな。

 

90km 10時間55分(1:24)

 

 

昨年はそれなりに走れていたはずだったが、今年は時々歩くことが多かった。練習量の割に前半のペースが速かったことを少し悔やんだが、その日の天候や気温、体調によっても変わるのでその辺はある意味ギャンブルでもある。

 

私の記憶の中ではワッカでこれほど苦しんだのはかなり久しぶりの感覚だが、時々歩きながらも何とか走る時間を増やしゴール目指して前に進んだ。

 

100km 12時間25分(1:25)

 

今年は反省が多く、来年に向けての課題が増えたが、55歳の私にとってこれからは年齢との戦いでもある。

 

昨年はそれなりに満足できる練習を積んだが、思ったような結果が得られなかったことから、もう年齢的に限界なのかな…と思う気持ちと、まだまだ頑張りたい気持ちが交錯しています。

 

今後は道マラと札マラにエントリーしておりますが、その他のレースも視野に入れていい結果が出せるように頑張ります。

 

 

 

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