今月の第1・第2日曜日はいずれも羊蹄山に行ってました。
そして第1日曜の9月1日、私は真狩コースをトボトボと下っていました。
麓はとても天気が良く、いい汗をかきながら気持ちよく下っていましたが、後ろの方からシャンシャンという大きな熊鈴の音と、ドタドタという踵から着地する大きな音が聞こえました。
その音はどんどん大きく近くなり、気が付くと私のすぐそばまで来ており、私はあまりの恐怖にビックリしてその場に転んでしまいました。
その足音の主は半袖短パンの女性ランナーでしたが、彼女は何も気にせずどんどん走っていきました。
その後、彼女とすれ違ったと思われる登山者がコソコソ話している声を聞くと、
「あんなスピードで走ってるなんて危ないよねぇ」
「まるで、山の暴走族みたいだね」
そんな話をしており、私も凄い恐怖を感じたので納得しました。
トレランの練習と称して山を走りたい気持ちは分かりますが、日曜日の初心者が沢山訪れる羊蹄山真狩コースであんなバタバタと走るのはどうかと思いました。
どれだけ速い選手なのか知りませんが、周りの登山者に恐怖心を与えてまで走らなければならないのでしょうか?
実際、私もあまりの恐怖で転んでしまったほどです。
まぁ、私も半袖短パンでしたが、羊蹄山みたいに登山者の多い山では逆に緊張して慎重になりますね。
その後、私は2度目の登頂に向けてゆっくり登っていましたが、今度はさっきの女性ランナーが上からすごい勢いで走って降りてきて、またもや私の存在など無視してすぐそばをすり抜けていきました。
その時はギリギリだったので、ちょっとでも肩が当たればそのまま転落して大ケガするところでした。
こんな無知で無鉄砲なランナーがいるから、トレイルランはいつまでたっても邪魔者扱いされるんですよね。
本当に残念で恐怖心を感じた1日でした。
ただ、私もトレランを始めた頃は同じようなことをしていたかもしれません。でも、さすがに登山者が見えたら歩いていたけどなぁ…
まぁ、その時の戒めと反省を含めて…皆さんも気を付けましょう。