こんにちは、いとうちずこです。

 

私は、幼少期に

埼玉の田舎に家族で住んでいました。



小さいころから植物が大好きで、

植物を収集し家に飾ったり、

香りをオリジナルで抽出し、

植物のエネルギーを感じて

楽しんでいるような子供でした。

 

近くの森を探検したり、

原っぱで虫を取ったり、

色々な世界を見たくて

自転車に乗って子供旅。

 

 


無限に広がる可能性を感じ、
距離は気にせず

自分の足で色々なところに行っていました。




1人で遊ぶのは好きではないけど、

夢中になると、

どんどん自分の世界に入っていき、
物作りにものめり込んでいく。

 


友達作りは苦手にも関わらず、

わたしの周りには、

自分のことを共有できる

ステキな友達がいてくれるようになります。



当時の私は、

すごく幸せな自分の世界を

創っていたんだと思います。

 


この時代はすごく楽しくって、

自分を生きていたと感じる

唯一の「時間」でもあります。

 

 

 

 

何かが違う・・・

 

私の人生が変わり始めたのは、

結婚し子供が出来た子育て時代。

 


子供のことばかり考えていた私は、

自分に違和感を感じていました。



「子育てが充実していると思いたいけど

何かが違う。


自分が満たされない空白の時間、

何も動かない無の時間ばかり感じる。

変なのかな…。。」


母親という役目を持っているのだから、
今の環境や生活の仕方は、

みんながしていることだし、

当たり前なことだって分かっていたのだけど、


心は、全く幸せではありませんでした。



すごくすごく長い時間、

私は心の違和感を感じていました。


自分を生きていない空白な感覚と、
自分にエネルギーが入ってこない冷たい心。


「これは何なんだろう…」


ずっと、そう思っていました。



この時代が私にとって苦痛だという現実を、
どんどん突き付けられることになります。


人間関係、仕事、プライべート、、、


自分の喜びを中心に置かない世界は、

自分が相手に対し、

どう関われば良いか分からないですし、


「私の居場所はここじゃない…。」


心の中は常に寂しい感情でいっぱいでした。


とにかくきつかった。



自分が自分ではない感覚。
自分のことが分からないこの感覚が、
すごく辛い・・・。


私は、この時代に

心の悲しみや喜びを誰よりも理解できるようになり、
現在、施術やカウンセリングで活かしていますので、
すごく大事な学びだったのだと分かりますが、




正直なところ、

もう絶対に体験したくないって、

思っています。




その理由は、

我が子が大好きなのに、

家族が大切なのに、
私がいたこの世界は、

全く幸せではないからです。


好きなものが目の前にあるのに
幸せではない。


好きと幸せは必ずしもイコールではない。


そして、とにかくうまく現実が動かない。



「私は自分を生きていないのかもしれない・・・」


そう気づいた時、

この世界を生み出した「原因」も

分かり始めることになります。

 

 

 

 

 

不都合な世界

 

私は社会復帰をし、

本職である保育士に戻ることになります。


久しぶりに外で働くことは、

とてもとても楽しくて

刺激的な時間でした。

 


しかし、
目の前に現れる世界は、

ほとんどが「不都合」なのです。


問題ばかりが起き、成果が出ない。
とにかくうまくいかないのです。


幼少期の私は、

何かに囚われることなどなく、
自由にどこまでも自分の好きな事を探求し、
自転車で可能性の限り動き回っていた。


そしてステキな友達に囲まれていた。


あの頃の私は、すごく幸せだったんです。


自分を生きていた。



自分を精一杯生きていたからこそ、
魂が喜んでいたんだと思うんです。




ある日、仕事をしていて私は思ってしまったんです、
「無力。」って。




そう思った時に、
指の爪が生えてこない、鬱傾向、マイナス思考、適応障害的等心身の病気を発症。


精神と体を大きく崩した私は、

本職をやめる事になります。

 

 

 

 

本当の自分に戻る、パラダイムシフト

 

 

 

 

仕事も健康も失い、

自分の世界の幸せさえ感じないどん底の私。
実はこの出来事をきっかっけに、

人生はどんどん好転を始めます。


当時の私は導かれるように、
愛さんのサロンに通い、

愛さんが研究し商品化していく沢山の世界を、
ずっと見ていく事になります。


ハーブオイル、アロマ、アーユルヴェーダ、、、

それらの研究を商品化していくプロセスは、
私が見ている世界とは

全く違うスピードとエネルギーを宿していて、

それを感じる度に感動していました。




私の心が少しパワーを取りもどす感覚が、

うれしかった。
それからというもの私は、

愛さんからのアドバイスは徹底的に実行。


とにかく自分の健康問題があるにせよ

夢中でトライしていく中で、
心身がどんどん健康になっていき、
私の本来の姿を感じるようになっていったんです。



生活も心のバランスもどんどん変わっていき、
私は自分を生きているという事に気付き始めます。



なぜなら、生活がうまく回り出していったからです。


これを「人生の回復期・パラダイムシフト」だと、

教えていただきました。
私は、とても不思議な時間を

夢中で過ごしていたと思います。


本当の私は、もっとわがままで、自由奔放。
それでも家族や友人から愛されていた

ということを思い出すことが出来ました。


心に温かみが戻り、何度も涙が溢れ、
心が喜んでいる瞬間を過ごしました。


生命エネルギーが戻り出すと、

考え方や生活全般が変わり出すと聞いていましたが、
私は短期間でそれらを体験することとなります。

 

 

 

 

アーユルヴェーダの源泉ネパールとの出会い

 

私はこの世界に入り、

自分の心身に意識を向けることが

出来るようになっていたのです。


それに対する処方も

自分なりに出来るようになると、

次第に生活全てが変わりだしました。


これが「好転」です。


ネパールへ行ったのも大きなきっかけです。


アーユルヴェーダの源泉国である

ネパールへ行く機会に恵まれ、
私は純粋ピュアな

アーユルヴェーダを学ぶことが出来ました。


もしかしたら、アーユルヴェーダを

やりたかったのかもしれない。


そう思わされる位、

ネパールは人のエネルギーが温かく、
心身の回復と共に、

見えない意識までも回復していくプロセスを、
アーユルヴェーダを実践する時間の中で

感じていました。



ネパール式アーユルヴェーダは、

「身体・心・意識」の3つが整っていて、

エナジーに溢れている状態を

サットヴァ(幸せ)であり、

健康な状態だと説いています。


私もネパールで過ごす1週間の中で、
それらをずっと体験していました。


常に私の周りには温かみがあり、

アーユルヴェーダがある。


この生活の中で、どんどん浄化され

エネルギーが回復していくのを感じ
本当のセラピーというのは

 

 

「温かみ、エナジーを感じ復活させる事」

という事だと分かりました。


この時に開業なんて考えていなかったけど、
無意識に手が動き、オンラインショッピングサイトを物色。携帯でポチ。



私はネパールに滞在中に、

アーユルヴェーダ専用の施術ベッドを買い、

帰国したらすぐに開業出来る準備に

入っていたんです。


ネパールアーユルヴェーダを沢山の人に届けたい。


セラピーの源泉とも言える

ネパールアーユルヴェーダとの出会いで、
私は自分の人生を変える行動をしていたんです。


この行動力に自分でも驚いています。笑
帰国してすぐ、自宅を改造し、

サロンを作ったのだから。



私は、自分を取り戻し

自分の力を使っていくために、
ネパールアーユルヴェーダに

出会ったんだと思っています。


私にとって必要な物は、
ネパールアーユルヴェーダの中に、

答えがあったと感じているからです。


なぜなら今の私は、すごく自分らしいからです。


現地に行き感じ、

ネパールアーユルヴェーダを手に入れたことで、
パズルのピースがバチっとハマったかのように、
私の理想とする人生の未来予想図を

かけるようになっているからです。



葛藤もありますし、やることも山ほどあるけれど、
自分の道を歩んでいることも分かるからです。


私にとってネパールアーユルヴェーダは

自分を取りもどすためのものだった、

ということ。


これが分かっただけでも十分に幸せです。
ここから私の人生が動き出すのだと思うと、

ワクワクしています。