今日はおチビが旅立ってから二回目の初代水槽のお掃除日だった。


いつもおチビが座っていた場所にどうしても目が行ってしまう。


そこにおチビがいない事にまだ慣れない。


水面に上がれないおチビの為に初代水槽は長らく水位を低くしてあった。

もうその必要もないのだけど、まだどうしても水位を低めにしてしまう。


やっぱりあの子はユニークな存在だった。

 


いつもおチビが座っていた場所

何も無いと辛いので、今はガラスのハートが置いてある



そんなおチビの代わりに、今、私を和ませてくれているのはプレイボーイ金ちゃんだ。


金ちゃんは病気から復帰したものの、約二週間前の朝にまた発作(?)を起こして隔離された。


今回は状態も悪く金ちゃんもとても苦しそうだったので、もう助からないだろうと思っていた。


翌朝、恐る恐るタッパーを覗くと、なんと金ちゃんは元気になって水面に浮いていた。


私を見ると、「お腹空きました、ご飯ください。プクプク」とこちらに寄ってくるではないか!


金ちゃんはお腹が空いてご飯が欲しいときは、あぶくをプクプク出しながら寄ってくる。


さすがに餌を上手に食べることは出来なかったけど、驚きの回復だった。

 


今はチビ黒ちゃんと同じタッパーで、餌を食べるリハビリ中だ。


金ちゃんはチビ黒ちゃんのタッパーにあるリシアのお家が気に入ったようで、大抵その上でくつろいでいる。


と言うのも、彼は病気になってから、水平体位が保てず、頭が下がってしまうのだ。


それが気持ち悪いらしく、いつも水平になろうとジタバタしている。


ところが彼はリシアの上に座ると、水平を保てる事に気がついたのだろう。


真上に乗っていたり、頭だけをのっけていたり、大のお気に入りなのだ。

 




可笑しいのが、朝の水替えの時。


そんなに大きくないタッパーなので、毎朝、ご飯の前にゴミ(主に一匹だけいるラムズさんの落とし物)を吸いながら水を少し入れ替えるのだけど、だんだん水位が下がるにつれて心配そうな金ちゃん。


リシアの上に上がれなくなるからなのだ。


そして新しい水を入れて水位が上がってくるとさっそくチェックにやってくる。


まだ十分に水位がないにもかかわらず、ゴリゴリとリシアの上に乗ろうとする金ちゃん。


「金ちゃん、まだ乗れないでしょう、ちょっと待って!」

陸に上がった魚状態で、ピチピチしながらまた水に戻る金ちゃん。


彼としては、リシアと水面の高さが、自分の体高とピッタリになってほしいのだ。


水が多すぎると、また頭が下がってしまう。

だから水位が下がったり上がったりするたびに、彼は気が気ではなく、傍に付きっきりで何度もチェックしにくる。


それが分かったときは笑ってしまった。

 


もうそろそろ皆のいる水槽に戻そうと思うんだけど。

気持ちよさそうにリシアの上でくつろいでいるのを見ると、今のままでもいいかなと思ってしまう。


でもこの水位は同居魚のチビ黒ちゃんには高すぎる。

チビ黒はご飯を食べに水面に上がってくるのに苦労している。

 

だから金ちゃん、そろそろ皆のところに戻ろうか?


戻ったらまた彼女達のところに挨拶に行くのかな?


「俺だよ、戻ってきたぜ、またよろしくな。」って。