今朝、植物に水をやりに、庭に出た時の事。
モッコウバラの茂みの中のメジロ食堂には沢山のメジロがいた。
でも私が庭に出ると、茂みは一瞬で静まり返ってしまった。
鳥の気配だけは感じる。
今朝はミカンが無くて、かごの中に小さな陶器を入れて、砂糖水をあげたのだけど、気に入ってもらったみたいだ。
私の妄想、メジロの会話
「ぴーぴー、(人間がいるから静かにするのよ!)」
「ぴーぴ、(ヒソヒソ、ヒソヒソ)」
「ッぴー、(このジュース美味しいわ!!)」
「ぴー、(ちょっと、あんた!声が大きいわよ!)」
私がいることを忘れてだんだん声が大きくなるメジロたち
「ぴーっ、ぴーっ!(ねえどいてよ、私が先に来たのよ!)」
「ぴーぴーぴー!(うるさいわね、つつかないでよ!)」
「ッぴーー!(やめて!)」
「ジュ!ジュ!(何すんのよ!」
バタバタ、バタバタ・・・
激しい喧嘩が始まったと思ったら、私の目の前に、塊になった二羽のメジロが凄い勢いで落ちてきた・・・
私を見て、ハッと我に返るメジロ。
モッコウバラの茂みの中から数羽のメジロが一斉に飛び立った。
日々、姦しい(かしましい)メジロたち。
もう早咲きの梅も咲き始めたので、食堂は閉鎖してもいいかなと思うのだけど。
毎日楽しみにしてくれているからもう少し続けようかな。
それに部屋の中から、メジロたちが美味しそうに食べてる姿を見ると、幸せな気分になるし。
でも本当は、私が一番好きな鳥はスズメだ。
あまりにも身近な鳥で、みんな存在すら気が付かないけど、彼らは本当に可愛くて、でも、逞しくて、愛すべき存在だ。
きっと、鳥類の中のスズメって、魚類の中のメダカの位置付けと同じなのではないかと思う。
あまりにも身近にいて、いて当たり前の存在。
人間と適当な距離を置きつつ、いつも人間と共に生きてきた。
メダカ同様、スズメの個体数も激減しているらしい。
昔はよくスズメにご飯をあげていて、朝、雨戸を開けると、目の前の塀にずらーっとスズメが並んで待っていた。
何とも可愛い光景だった。
最近は姿を見ないし、餌をあげても他の鳥だけが来る。
そう言えば、ここに住み始めてから色んな生き物たちを見なくなった。
モグラ、カミキリムシ、トンボ、イトトンボ、カエル、ウシガエル、、、思い出せないけど、その他大勢。
いつかまた戻ってくる日があるのかなぁ。
先週仕入れた花の一部
とても発色の奇麗な「恋金魚」と言う名前のダリア
菊とスイートピー
何とも美しい色と形