最近はメダカの召使として生きてる。

「メシまだか!」

「ヘイヘイ!」

 

「水がマズイ!」

「ヘイヘイ!」

 

「苔が溜まってきた!」

「ヘイヘイッ!!」

 

「暑い💦」

「ヘイヘイッ!!」

 

水槽の中からの無言の圧を感じつつ、ひたすらメダカ達に尽くしている。

 

そして今年は絶対に子供は増やさないと誓ったにも拘わらず、タッパーの中では沢山の針子たちがルンルンしている。

 

 

と言うのも、ある日のメダカの行動を見てしまったから。

 

ある朝、卵を持った黒メダカ母さんに優しく寄り添うように、白メダカが何度も身体をくっつけながら泳いでいた。

 

母さんが卵をお腹にくっつけている時には、もう生物学的には受精は終わっているらしいんだけど。

どう見ても、白メダカは黒メダカ母さんの卵を意識して寄り添っている。

 

ずっと追いかけながら、くっついて泳いでいるので、「あんまりしつこくすると女子に嫌われるよ。」と伝えておいた。

 

その後、母さんは水草の間を何度も行ったり来たりしながら、卵を一生懸命に水草にくっつけようとしていた。

そんな彼らの行動をたまたま見てしまったら、何だか愛おしくなって、再び卵を拾うようになってしまったのだ。

 

ただし、水替えの時の捨てる水からだけだけど・・・

 

それでも、少しずつであっても週に1~2度は替えるから、どんどん卵は溜まっていく。

どうするんだろう?

もう先の事は考えない事にした。

 

 

卵専用にしている透明で小さなカップを覗くと、ある日突然、赤ちゃんが泳いでいる。

何度見ても感動する。

 

どんなに小さくても、そのメダカの肉体を選んでこの世に生まれてきた魂だ。

しかもうちを選んで生まれてきた。

 

彼らの見る世界はどんな世界なんだろう?

 

せいぜい一生懸命、召使をやらせて頂きます。

 

 

 

じつは、愛すべきチビクロちゃん(障害を持ったメダカ)が先日、突然いなくなりました

一日留守にしていて、夜に居ないことに気が付いたのです

正確に言うと、いついなくなったかも定かではないのです

その前の数日はバタバタしていたので、ちゃんと存在確認をしていませんでした

何があったのか分からないけど、考えられるのは、動きが鈍ったか、動けなくなった時にエビちゃんに食べられたと言う事です

一年経って、メダカの飼育にもだんだん慣れてきて、何となくあまり気にしなくなっていました

子供水槽は大勢いるので、多分一匹くらいエビちゃんに食べられてもわからないんだけど

大人水槽の9匹は、最初の親を始め、個性豊かな個体ばかり

チビクロちゃんが居なくなったと分かった時はすごいショックでした

障害(背骨が曲がってる)があっても人一倍(魚一倍)元気で明るくて食いしん坊で、何よりとても懐いていたので

思わず、もうエビちゃんを捨てちゃおうかと思いました

でもエビちゃんだって悪気があったわけじゃないし、きっと彼らだってメダカに食べられているし、自然の摂理だよね

泳いでる姿も可愛いし・・・分かってはいるんだけど

だけど黒メダカの父さんもやられてしまったし、いくら弱ったからと言ってエビちゃんに食べられる姿は見たくないので、とりあえず大人水槽からエビちゃんは引っ越しさせることにしました

お引越しは大変でしたが、とりあえずエビちゃん達は別の水槽に

半分以下の小さな水槽なので過密状態ですが、とりあえず元気に泳ぎ回っています

子供水槽のメダカ達はもうしばらくエビちゃんと共同生活してください

もう引っ越しさせるの大変だったから

 

新しいエビちゃんの水槽

 

 

最近、メダカの後ろ姿がメチャ可愛い事に気が付きました

大抵、私が水槽に近づくとこちらに来てしまうのでなかなかその後ろ姿は見れないのですが

パタパタさせるヒレがハッキリ見えて可愛すぎる!

外が見える場所に水槽を移動して、始めて日よけロールを上げた時

大人の数匹が一心不乱に外を眺めていました

お水のない世界、不思議だよね (^^;