運命の猫ウリさん | うれしい・楽しい・幸せペットファミリー

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地域のボランティアさんが保護した猫の里親になりました。個性豊かな7命様ぁ…コレは毎日面白くなるぞー♪

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※写真は2歳の嘉奏に抱っこされるペポニです。

抱っこは上手じゃないけど、嫌がってはいませんでした。

ペポニも嘉奏子には、されるがまま。

ウリさんが 空輸されてやってきた時はお腹が大きくて、

スグに妊娠していると思いましたが、

病院へ連れて行くと、4匹くらいの個体が入っていると言われました。

「もう1ヶ月もすれば出てくるでしょう。」

元気に育っているという言葉を聞いて、複雑な気持ちでいっぱいでした。

その時は1匹の猫の里親になったつもりでしたので(笑)

それは、我が家には既に、地元のボランティア団体から引き取った猫が1匹居て、

留守がちな私の代わりに、その子のお友達として

2匹目のウリさんを里親として引き受けることにしたからです。

当時の私は、人生の再起を誓って、

手に職をつけるために、専門学校へ通うため、

親から小額の仕送りをもらいながら、

夜間は保健所で血液検査のアシスタントのアルバイトをしながら、

昼間は学校へ通う学生でした。

一人知らない土地にやってきて、勉強に励み、

夜中まで働く私にとって、

地元のボランティア団体の方から猫の里親のお話があった時は、

ボランティアもできて、トリマーの技術の向上と経験にもなると思って、

喜んで里親になったのです。

それでも勉強に打ち込めば、相手をする時間も減り、

猫が寂しい思いをすることになるので、

インターネットでもう1匹猫の里親になろうと思って、

ウリさんと出会ったのでした。

昼間専門学校に通う学生の私が、

学校が終わると直ぐにバイト先へ行き、

夜中の時には日がかわって1時になるまで働いている中で、

自分の生活費はもとより、

猫たちのお世話は2匹が限界だろうと感じていましたから、

やって来た子が妊娠していると解ったときは、

嬉しさより現実的な問題を心配してしまったのです。

「生まれてきた子は、里親に出すしかないんだろうな。」

生活の時間のどこを削って、里親さんを探そうか?自分でも途方に暮れていました。