猫の一生を軽く決めるのはいつだって人間 | うれしい・楽しい・幸せペットファミリー

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地域のボランティアさんが保護した猫の里親になりました。個性豊かな7命様ぁ…コレは毎日面白くなるぞー♪

$うれしい・楽しい・幸せペットファミリー-人間の食事をねらう猫

ペポニを観ていると

猫の一生を軽く決めるのはいつだって人間なんだと

つくづく思い知らされるのでした。


この子、人間と同じ食卓で、

猫には毒だってことも知らない飼い主さんから、

玉ねぎの入ったハンバーグや、

ネギの入ったお味噌汁や、

塩分の濃い醤油で味付けをしたような、

人と同じ食事を与えられて生きてきて、

身体の赤血球が壊されて、貧血になり、

腎臓を悪くして、オシッコを漏らすようになってしまって、

粗相をするから叱られて、叩かれていたのだろう。

私が頭を撫でようとすると、最初はビクッっとした様子が見られたから、

叩かれる!と思った反応が身体に現れたのだろうなと

察っすることができた。

耳ダニもいっぱいで、手入れもしてもらえなくて、

病院へも連れて行ってもらえなくて、やせ細って捨てられたんだ。


ペポニという名前はアフリカのスワヒリ語で

「楽園」という意味なんだけど、人間の世界は騒がしい。


我が家も三人の子育てに終われる日常は、にぎやかで

、叱るときは大きな声で、猫も机の下に隠れたりする。

でもペポニは耳が聞こえない。

呼んでも耳先1つ動かさない。

おりしも文字通り楽園の住人なんだ。

ペポニのマイペースぶりも、目で訴えかける表情も、

全てが納得できた。幼い頃、縁の下の猫たちとの付き合いから始まって、

猫と沢山付き合ってきた。

1度に13匹も産んだ母猫も居た。

それでも、こんな子は初めてだった。

耳が聞こえないペポニ。

そのことに早々に気がついてあげられて良かったと思う。

とても複雑な気持ちではあるけど、良かった。