2001年 フランス

 

まったく期待しないで観たのだけど、けっこー面白かった。

 

ジェヴォーダンの獣 - Wikipedia

 

実話が元となっている。フランス最大のミステリーのひとつとなっている「ジェヴォーダンの獣」は、18世紀にフランス中央南部に出現し、女性、子どもばかり百人ほどを襲って食い、付近の住民を恐怖に陥れた。

 

狼の変種から、犬の突然変異、飼われた獣だったとさまざまな説があり、今も謎のままだ。

 

制作の基本姿勢がよく、大人向けという雰囲気。子どもっぽいアメリカのホラーとはまったく異なる。アクションシーンもよく、上級のエンタ作品となっている。

 

謎解きはちゃんと考えられていて、なるほどね、という感じ。ストーリーも、どんでん返しがあったりして、それでも最後は…後味もよい。

 

ヒーローがちょっと強すぎるけど(笑)。

 

18世紀のフランスがよく再現されていて、歴史ものの雰囲気も十分に味わえる。

 

インディアンの青年(マーク・ダカスコス。日本人の血も八分の一ほど入っているハイブリッド。おばあちゃんは広島県人)が主要登場人物のひとりで、それが異彩な魅力を付加し、雰囲気を面白くしている。しかし、インディアンがカンフーやるかな(笑)。

 

ほかにも主役のサミュエル・ル・ビアンなど、フランスの質の良い俳優が多々出演。それもこの映画を濃いものにしている。

 

大陸の冒険、大航海といったテーマも背景にあって、アフリカ大陸の冒険とか、続編を同じスタッフでつくってもよかったんじゃないかなあ。