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Applause / Lady GaGa

拍手喝采が私の生き甲斐よ

No.557

 レディー・ガガの最新ヒットシングル。この手のアップテンポの曲は、彼女の十八番ですね。タイトルも秀逸です。applauseは、賛辞を贈る時の拍手のことです。批評家から何と言われようと、自分を支持してくれるファンがいる限り、私は頑張れるのよ、というわけですね。マドンナとの確執が噂される彼女ですから、そのことも意識した歌詞なのかもしれませんね。
 
 歌詞の中で、私が妙に気になった(気に入った)のは、ここ。(*1)

 If only fame had an IV, baby could I bear
 Being away from you; I found the vein, put it in here
  名声が点滴(IV)で得られればありがたいんだけど、私、我慢(bear)できるかしら、
  あなたたちから離れることに。静脈(vein)を見つけたの、そこに刺してね。

IVとは、i.v.と表記され、もとはintravenous「静脈内に、の」の意味。医学用語では、通常、静脈内に挿入した針や管を通して薬剤投与すること、つまり、「点滴」のことを言うそうです。激やせ、激太り、を噂された彼女、転んでもただでは起きないですね、うまくネタにしています。カッコいいですよ。

 また、(*3)の箇所、

"Nostalgia's for geeks"
「過去への郷愁は、熱狂マニアのためにある」

 geekとは、「熱狂的なファン、オタク」、「グロテスクなことをする見せ物師、変人奇人」の意味。私は前者で訳しました。今ないものを昔に探そうとする、ってことでしょうね。流行もそうですが、何年か周期で繰り返すものですしね。もっとも、歳をとると誰もが昔を懐かしむようになりますが。新しいもの、っていったって、そう残っていませんよね。ここには、ガガの曲が80年台前半の音楽の再現のように言われていることへの答えなのかな、と思います。それに加え、「お前自身がgeekだろ」つまり、生肉ドレスなどのような奇人ぶりを発揮するガガへの批判に、答えたのかもしれませんね。

 それから、この箇所は曲発表当初は歌詞が間違えて捉えられていたようですが(今でも間違って載っている歌詞サイトもあります)、これが正しい歌詞です。(*2)

 One second I'm Koons
 Then suddenly Koons is me
 Pop culture was in art
 Now, art's in pop culture in me

 この曲の入ったアルバム"Artpop"のカバーを手がけたのが、現代ポップ・カルチャーの代表格であるデザイナーのJeff Koons氏。リスペクトを込めて歌詞に登場、ということかな。

 細かく読むと、おもしろい表現いっぱいの歌詞です。

 その歌詞はこちらから。いつものサイトは間違った歌詞のままです。
http://www.metrolyrics.com/applause-lyrics-lady-gaga.html

 映像はPV。
http://www.youtube.com/watch?v=pco91kroVgQ

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拍手喝采が私の生き甲斐よ

あなたがゴングを鳴らすのをここで立って待ってるの。
批評家たちが「正しいことなのか、悪いことなのか」
なんて言うのをぶち壊すためにね。
名声が点滴で得られればありがたいんだけど、
私、我慢できるかしら、あなたたちから離れることに。
静脈を見つけたの、そこに刺してね。(*1)

拍手喝采のために生きているのよ。
私への称賛の拍手のために。
あなたたちが私に送る歓声のために生きているの。
拍手喝采が私の生き甲斐よ。

chorus 1
私の愛するものをちょうだい。
(ライトをつけて)
両手を上に掲げて、触れ合わせるのよ。
(大きい音を出して)

chorus 2
あなたたちの拍手喝采、
もっと大きく、
両手を上に掲げて、触れ合わせるのよ。

ある瞬間に、私はジェフ・クーンズになるの。
その時は、クーンズは私ってこと。
ポップ・カルチャーは芸術の世界にあったんだけど、
今、私の中で、芸術はポップ・カルチャーの中にあるのよ。(*2)
あなたたちが私に送る歓声のために生きているの。
拍手喝采を求めているの。

あなたの理論は繰り返し聞いたわ。
「過去への郷愁は、変人たちのためにある」と。(*3)
もしそう言うのなら、思うんだけど、
私たちの中には読書好きがいるってことだけのことよね。

chorus 1&2 repeat

<注釈>
*1~3 すべて本文記事参照。

Translated by hotel_zihuatanejo