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Go Let It Out / Oasis

さらけ出すんだよ、言いたいことは言え

No.537

 久々、オアシスです。彼らの4枚目のアルバムStanding On The Shoulder Of Giantsからのシングル・カット曲"Go Let It Out"。2000年発表。
 タイトルを聞いて、ビートルズファンなら、おやっ、と思いますね。そう、Hey Judeの一節、"So let it out and let it in, hey Jude, begin..."の歌詞が思い浮かびますね。ノエル・ギャラガーはBeatles大好きですから、間違いなくここを引用していますね。彼が書く曲もアレンジもビートルズ風味(とくに中期)ですからね。この曲も中盤のメロトロン風キーボードの入り方が、マジカルミステリー時代のサイケ調で素敵です。

 さて、そのサビの歌詞、

(*3)Go let it out, go let it in, go let it out

 Hey Judeでも紹介しましたが、let it outは「それを出すようにする=隠さないで自分をさらけ出す」、let it inは「それを中に入れるようにする=状況を受け入れる」ということです。goは「さあやってみるよ」という感じでしょうかね。

 この曲では、youに対して、今の現状への不満をちゃんと吐き出すか、今の状況をきっちり認識して受け入れるか、どうするんだい、と言っているんですね。じゃあ、俺とお前の関係は、というと、

(*7)And ordinary people that are like you and me
   Were the keepers of their destiny
  お前や俺のような普通の人々が
   彼らの運命(destiny)を守っていく人(keeper)だったなんて。

(*9)Cos ordinary people that are like you and me
   Were the builders of their destiny
  お前や俺のような普通の人々が
   彼らの運命を造っていく人(builder)だったなんて。

they, theirは前段のprinces & kings(皇子と王様)です。どちらも複数形です。だから、一代だけじゃないんですね。となると、一般化する必要があります。princes たちは支配者・権力者たち、you and me のようなordinary people(普通の人々)は一般人民=労働者階級、ということになりましょう。その私たちが、支配者たちの運命んのkeeper(守護者)でもあり、builder(建設者)でもある、つまり、彼らの運命を握っている、というわけです。それでサビに戻ります。そんな彼らを「受けいれるんかい、吐き出すんかい」で、タイトルはGo let it out「吐き出せ」。これこそノエルのメッセージ、です。パンクです、ロックです!私はそう解釈しました。

映像はPV。
http://www.youtube.com/watch?v=ls7ov-iPsUw

歌詞はこちら。
http://widget.lyricsmode.com/i/scroll2.swf?lid=162807&speed=4
http://www.lyricsmode.com/lyrics/o/oasis/go_let_it_out.html
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さらけ出すんだよ、言いたいことは言え


絵を描くにも幻想ではだめさ、(*1)
お前が手に入れたものとうまくやるしかないのさ。
どんな薬でも味わってみろよ。(*2)
だって、もしお前が自分自身を好きであるなら、
さらけ出すか、受け入れるか、また吐き出すか、だ。(*3)

人生ってのはあまりに奇妙な形で早く過ぎていくもの。(*4)
精神異常のシスターには、言いたいことなんてそんなにありはしない。(*5)
彼女、さらけ出し、受け入れて、また吐き出す、そういう人さ。

不思議だろ?
どうして皇子と王様が道化師(clown)であり、
おがくず(sawdust)でできた指輪をして
跳ね回って(caper)いるのか、って。(*6)
お前や俺のような普通の人々が
彼らの運命を守っていく人だったなんて。(*7)

俺はこの町を離れるつもりさ、車で出ていくさ。
お前も一緒に来るんだろ、
いつも決断するのは今この瞬間なんだ。(*8)
さらけ出すのか、受け入れるのか、お前次第さ。

不思議だろ?
どうして皇子と王様が道化師であり、
おがくずでできた指輪をして跳ね回っているなんて。
お前や俺のような普通の人々が
彼らの運命を造っていく人だったなんて。(*9)

<注釈>
*1 Paint no illusion, try to click with whatcha got
 幻想を描くな、手に入れたもの(whatcha got=what you got)とうまくやる(click with)ように務めよ
 つまり、夢見ているんじゃなく、現実をしっかり見つめよ、ということ。イギリス人ですね、アメリカンドリームなんてない、って言っているわけですから。

*2 Taste every potion cos if yer like yerself a lot
potion:強い飲み薬  yer=you. yerself=yourself
 どの強い薬でも味わえよ、というのは、いくつか解釈できそうですね。いろいろ体験してみろ、過激なことでもやってみてはどうだ、、、、など。

*3 本文記事参照

*4 Life is precocious in a most perculiar way
 人生は早熟だ(precocious)=人生の一番良い時はすぐ過ぎてしまう、人生は早く進む、死ぬのは早い時期に来るかも、などの解釈が考えられます。

*5 Sister psychosis don't got a lot to say
 シスター精神異常(psychosis)とは、宗教家一般のことを指しているのかな、と思います。あいつら、大したこと言ってないぜ、という。一般論ですが、イギリス人はアメリカ人ほど信心深くない、と言われてますし、宗教絡みのジョークにも寛大です。(モンティ・パイソンが良い例ですよ)

*6 Is it any wonder why princes & kings are clowns that caper in their sawdust rings
 sawdust(おがくず=saw(鋸)で挽いた後にでるdust(屑))の指輪、というのは、本当ならゴミじゃない方を使って製品を作るのに、ゴミの方を使った、ということなんでしょうね。皇子と王様というのは、その指輪を付けてcaper(跳ね回る)道化師みたいなもの、というわけですから、国を統治する能力があるんじゃなく、単なる
飾り、ってことですね。

*7 本文記事参照

*8 The right time is always now to go let it out, go let it in
 the right time to go.... is always nowということでしょう。するかしないか、決断する時はまさに、今。それはいつの時でも(always)そういうもの。

*9 本文記事参照

Translated by hotel_zihuatanejo