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Sunday Bloody Sunday / U2

血で染められた日曜日・・・本当の戦いはこれから

No.551

 1983年発表のU2のサードアルバムであり、大ヒットした"War"からのシングルカット曲。大学生時代に衝撃を受けたアルバムの一つです。非常にpoliticalな発言が多いボノですが、実はこのアルバムまでは歌詞についてはストレートな表現は少なかったんですが、このアルバムは非常にシンプルにストレートにメッセージを放っています。特にこの曲は、1972年の北アイルランド(アイルランドの北部地域ですが、国家としてはイギリスです)のカトリック系住民が正当な市民権を主張して行ったデモ行進に、イギリス政府の治安部隊が武力制圧した、いわゆる「血の日曜日」事件が題材です。そのままタイトルにするほどですから、ボノの思い入れは相当なものです。なにより、強烈な印象を放つのは、その事件の描写だけに留まりません。むしろラスト近くの歌詞に、強いメッセージが込められています。

(*4)
 And it's true we are immune
  「僕らには関わりの無いこと(immune)」ってのは確かにその通り。
 When fact is fiction and TV reality
  事実がフィクションであり、テレビが現実。
 And today the millions cry
  そして今、何百万の人が泣いている。
 We eat and drink while tomorrow they die
  僕たちが食べて飲んでいる間、また明日人々が死んでいく。

傍観者であるなかれ、なんですね。今こそ行動する時、というわけです。

The real battle (has) just begun(*5)
本当の戦闘は始まったばかり

なのだから。

 私たち日本人も、ついこの間、事件は違えど「今こそ行動する時」があったんですが、、、、

 
 映像は、ライブ。
 エッジの弾くギターのリフは、当時の私には衝撃でした。開放弦をこんな風に利用して弾くことに驚愕するばかりでした。
http://www.youtube.com/watch?v=EM4vblG6BVQ



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血で染められた日曜日


今日のニュース、信じられなかったよ。
目を閉じてそんなニュース消してしまうこともできない。
この先一体どれぐらいかかるのだろう、
この歌を歌わなければいけないのは。
この先いつまで歌うことになるんだろうか。
とういうのも、今夜、僕たちは一つになれるんだから。

子どもたちの足下に割れたビンが散乱し、
行き止まりの道に放り出された死体の山。
でも僕は戦闘の呼び声を静かに聞く(heed)つもりは無いよ。
壁に追いつめられて、僕は怒りに満ちているんだよ。(*1)

血の日曜日、
血で染められた日曜日、
多くの人の血が流れた日曜日。

戦闘は始まったばかり。
命を落とした人は沢山いるが、誰が勝者なのか教えてくれよ。
塹壕(ざんごう)が僕らの心の中に掘られているんだ。(*2)
母たち、子どもたち、兄弟姉妹たち、
みんな離れ離れになってしまった。(*3)

眼からこぼれる涙を拭うんだ、
涙を拭い去るんだ。
血走った眼差しも、拭い去るんだよ。

(*4)
「僕らには関わりの無いこと」ってのは確かにその通り。
事実がフィクション(作り話)であり、テレビが現実。
そして今、何百万の人が泣いている。
僕たちが食べて飲んでいる間、また明日人々が死んでいく。

本当の戦闘は始まったばかり。(*5)
神が勝ち取った勝利を宣言するために、、、。


<注釈>
*1 It puts my back up, puts my back up against the wall
 put one's back up :怒りの気持ちを表す 
 against the wall:壁にもたれて

*2 The trench is dug within our hearts
trench:塹壕(ざんごう) 戦場で、兵士たちが身を隠しながら攻撃するために地面に掘られた溝のこと。

*3 And mothers, children, brothers, sisters torn apart
 torn apart :tear apart「引き裂く」の受動態 

*4 本文記事参照
*5 本文記事参照

Translated by hotel_zihuatanejo