
以前に書いた「ホテル・カリフォルニア」(イーグルス)の歌詞解説をさらに書き足しました。友人から、「歌詞のもっと細かい所も解説すべきだよ」と進言を受け、内容を増強した次第です。その箇所を下記に掲載します。もとのブログ記事はこちら。
http://blogs.yahoo.co.jp/hotel_zihuatanejo/4363147.html
http://blogs.yahoo.co.jp/hotel_zihuatanejo/4363147.html
加筆修正したのはこれ。
この曲で歌われるホテル・カリフォルニアとは、そんなウッドストック時代の人びとが集まるホテル、と考えられます。その宴に集まる人、踊っている人皆、その時代を生きた人々なのです。「コリタスの花」はマリファナ、「彼女はティファニー狂いでメルセデスベンツが大好き」はジャニス・ジョップリンのことを指しています。(彼女の曲に「メルセデス・ベンツ」というのがあります)
中盤で「1969年以来お酒は置いていません」とありますが、spiritは「お酒」であると同時に「精神」でもあります。つまり、「1969年のウッドストック以来、ロックに精神はもうありません」と、産業の一部として巨大化した現状のロック音楽へ警鐘を鳴らしているのです。
後半の「鋼鉄のナイフで切っても野獣を倒せない」の「鋼鉄steely」とは、当時人気のあったLAのバンドSteely Danのことを指しています。ロック産業から少し距離を置き、独自の活動を続けるウエストコーストのバンドサウンドをしても、ロック精神の復活は難しいのでしょう。(スティーリー・ダンが彼らの曲でイーグルスの名前を入れた歌詞を発表していて、その返答としてオマージュを込めて挿入したようです。)
最後に、「チェックアウトは出来ますが、ここからは逃げ出せませんよ」と、示唆に富んだフレーズで締めくくり。自由と平和を訴えていたウッドストック時代のミュージシャンたちは今やはセレブな暮らしをして、精神のなくなった音楽を生み出す、そしてその状況からはもう逃れられないぞ、というわけです。ロックミュージシャンがロックを自己批判している曲なのです。
この曲で歌われるホテル・カリフォルニアとは、そんなウッドストック時代の人びとが集まるホテル、と考えられます。その宴に集まる人、踊っている人皆、その時代を生きた人々なのです。「コリタスの花」はマリファナ、「彼女はティファニー狂いでメルセデスベンツが大好き」はジャニス・ジョップリンのことを指しています。(彼女の曲に「メルセデス・ベンツ」というのがあります)
中盤で「1969年以来お酒は置いていません」とありますが、spiritは「お酒」であると同時に「精神」でもあります。つまり、「1969年のウッドストック以来、ロックに精神はもうありません」と、産業の一部として巨大化した現状のロック音楽へ警鐘を鳴らしているのです。
後半の「鋼鉄のナイフで切っても野獣を倒せない」の「鋼鉄steely」とは、当時人気のあったLAのバンドSteely Danのことを指しています。ロック産業から少し距離を置き、独自の活動を続けるウエストコーストのバンドサウンドをしても、ロック精神の復活は難しいのでしょう。(スティーリー・ダンが彼らの曲でイーグルスの名前を入れた歌詞を発表していて、その返答としてオマージュを込めて挿入したようです。)
最後に、「チェックアウトは出来ますが、ここからは逃げ出せませんよ」と、示唆に富んだフレーズで締めくくり。自由と平和を訴えていたウッドストック時代のミュージシャンたちは今やはセレブな暮らしをして、精神のなくなった音楽を生み出す、そしてその状況からはもう逃れられないぞ、というわけです。ロックミュージシャンがロックを自己批判している曲なのです。