京都で鍵屋のペテロです(*ﾟ▽ﾟ*)
お客様から
「今付いている錠前、２箇所あるんだけど、別々の鍵なんだよ。
ひとつで開け閉めできるようにできない？」
というご相談を受けました。
交換も含めて見積もりお願いとのことでしたので、早速現場へお伺いしました。
てっきり上下のシリンダーかと思ってたたら、引き戸の４枚扉の２箇所でした。
これは、両方交換で、しかも同一キーで注文すると高額になってしまいます。
しかも時間もかかる・・・・
シリンダーはMIWAのU9・・・・・・
このタイプは鍵屋なら組換えができるタイプ。他社さんのブログみると簡単！と書いてあった。
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ずっと前に一度チャレンジしたのですが、途中でバネがポーンって旅立ったことがあって、
それっきりしていませんでした。
お客様には申し訳ないけど、錠前交換ってことで我慢してもらおう・・・・・・・・・・・
いやいや
それは、あかん！
数ある鍵屋の中からペテロを選んでくださったのにそんなことはできひん！！
よし！まずは練習からや！！！！
鍵のある中古シリンダーです。
これを分解してみました。
とりあえず、分解してまた元に戻します。
できたー
これを2回くりかえして、今度はパターン組換えにチャレンジ！
1番目と2番目のロータリーシリンダーの順番を変えて組みます。
おぉ！！
できるできる
これでお客様に喜んでもらえるやん
前は失敗したのに、今回成功したのはなぜか？
それは今回はミワ用の専用デプスゲージがあるからです。 このゲージのおかげで段差がよくわかるのです。 本来のゲージの目的は鍵の複製の時、元キーがコピー品だったりすると、精度が格段に落ちているため、そのままなぞってコピーをカットしてもほとんどうまくいきません。 そんな時、このゲージを使って正しい寸法のカット値を測定するのです。 いや～しかし、できてよかった～ 鍵の同一で錠前注文してたら納期は早くて2週間ぐらい、 値段もパターン組換えの4倍ぐらいかかってたでしょう。 他社さんはとっくにできてる作業ですが、 ペテロも出来るようになってめでたしめでたでした！！