ウクライナ戦争の行方
結論
ロシアは日本侵攻を計画したことにより自国の崩壊が定まった。この崩壊へのプロセスとして、ウクライナ侵攻があった。ロシアは崩壊するであろう。
解説
表面的には、ウクライナ戦争は『アメリカの大統領選でバイデンが不正な選挙により大統領となった』ことが直接の原因である。これが、プーチンに『ウクライナを簡単に侵略できる』と勘違いさせたのだ。ただ、この要因だけだと、プーチンの思惑通りウクライナに親ロシア政権が誕生し、ウクライナが親ロシア勢力となるだけで終わる。ウクライナの徹底抵抗は起きないはずなのだ。なぜ、あそこまでウクライナが抵抗するのかが分からない。腑に落ちないのだ。何か別の要素が絡んでおり、それが、ウクライナの徹底抗戦をさせているはずなのだが、それがしばらくは分からなかった。
戦争が始まって、しばらくして、『ロシアはウクライナに侵攻する前に日本への侵攻を計画していた』という話が出てきた。この話を聞いて、わたしは、『なるほど、これがウクライナが徹底抗戦をした理由なのか』と合点がいったのだ。
ロシアと日本は、軍事力の比較に於いては表面上、ロシアの方が強いということになっている。では、ロシアと日本を、十界論により比較してみよう。指導部vs指導部では、餓鬼界vs畜生界となる。これは、国力差により戦える範囲となる。
ただ、民間vs民間では、餓鬼界vs人界となる。これは計画しただけでロシアが崩壊する位置となる。つまり、これは、『日本侵攻を計画した段階で、ロシアという国自体の崩壊が定まった』ということを示す。では、どのように崩壊していくのか。『剣で殺す者は剣により殺される』これが、定めである。つまり、『どこか外国に攻め込んでそれが国の崩壊へとつながる』というシナリオが定まったということとなる。では、攻め込む相手はどの国か。これは、世界情勢により変化する事柄であり、たまたま、この相手がウクライナとなっただけと考えられる。
さて、では、どのように崩壊していくのか。崩壊したあとどのようになるのか。プーチンが定義するロシアは、餓鬼界思考そのものである。これに代わる勢力といっても、そのほとんどすべてが餓鬼界思考しかしていない。餓鬼界思考では、その中の誰が真の王なのかという争いに終始する。餓鬼界思考を改めなければ、混乱の上に混乱する。誰がどのようにこの混乱を収めるのか。ウクライナかも知れない。中国が新生中国となれば中国かもしれない。日本という可能性も十分にあるのだ。もし、いくつかの国に分断し、その中に人界思考をする国が出てくれば今のロシアをその国が再興するようになるであろう。
さて、どのようになるのかは、実際はディープステイト次第であろう。当然のことながら、ディープステイトが分裂により生じる混乱を嫌がり、ロシアを封じ込める形で存続させるという選択を行うことも考えられる。大きな北朝鮮としていくのだが、結局、最後はぐちゃぐちゃになる。先延ばしすればするほどより混乱は大きくなる。わたしならば、この選択はしない。
ハマス紛争
結論
イスラエルが中東地域の盟主国となるであろう。
解説
イスラエル・ハマス紛争は実質的に宗教戦争である。ユダヤ教とイスラム教の宗教戦争であり、相手を論破する法を持つ方が勝利する。もし、お互いに相手を論破できないでいると、これは百年以上続く大戦争となる。つまり、今は、イスラエルvsイランという形の紛争となっているが、イランが衰退したとしても、サウジアラビアやトルコがイスラエルに対抗する形となり、果てる事なく続くことになる。
では、宗教国家や宗教団体が、『お前は、お前の信奉する経典に違反しているではないか』と、明確に論破されれば、どのようになるのか。この論破できるのがイスラエル側であり、一方的に論破されるのがイスラム教側となっているのだ。このため、中東地域の盟主はイスラエルとなっていくであろう。
中国・台湾問題
結論
共産党中国は、台湾や日本を盗ろうと画策した。これゆえ滅びる。滅びたあとの大陸は混沌とする。分裂する場合も、別の政権が統一する可能性もある。統一中国であれば、これを安定的に、まとめられるのは、おそらく台湾となるであろう。
解説
共産党中国は、少し前は畜生界、現在は餓鬼界へと堕ちている。これに対して日本や台湾の指導者レベルは畜生界。この関係から見れば、ほぼ互角であり、中国が日本や台湾を占領したとしても不思議ではない。では民間レベルではどうか。中国の民度は畜生界レベル、これに対して、日本や台湾の民度は人界レベル。これは、画策した時点で中国の負けが定まるレベル差なのだ。つまり、民度レベルで言えば、戦えば共産党中国は崩壊する。
一旦、崩壊が定まると、崩壊する側の国家のレベルが下がっていく。実際に、共産党中国は改革開放政策で畜生界となっていた。ところが、習近平が首脳となり、法治主義から強権監視社会へと変化させた。これは餓鬼界への変化である。その王権すら崩壊しつつある。これは地獄界社会への変化といえる。これは崩壊への一本道をたどっているという意味である。
では、なぜ、中国は崩壊への道を歩み始めたのか。これは台湾や日本を自分のものにしようとした結果ということになる。チベットという仏教??国家を侵略しても崩壊しなかった。ウイグルというイスラム社会を侵略しても崩壊しなかった。チベット仏教とはどのような教えなのかは知らない。ただ、ダライラマという指導者がおり、人々はそのダライラマに従うという形をとっているようである。仏法の僧侶がある種の特権階級となり、人々がその僧侶の言うことに盲目的に従うならば、これは餓鬼界社会となる。ダライラマが法を発布し、人々がその法に従うならば、これは畜生界社会となる。
共産党の考え方は、強烈な餓鬼界社会・畜生界社会の考え方である。このため、もし、チベットが本当に仏教社会であり、ダライラマが仏教の僧の位置、すなわち声聞界以上の位置にあったのならば、共産党中国が飲み込まれてしまう。これは国力の差では逆転不能の位置だからである。しかし、このようにはなっていない。これは、仏教とは言っても、おそらく小乗仏教程度の教えであろう。小乗仏教とは何か。仏教では、まず機根を整える。地獄界の衆生を餓鬼界に導き、餓鬼界の衆生を畜生界に導き、畜生界の衆生を修羅界に導き、修羅界の衆生を人界に導くという段階があるのだ。つまり、六道の内にある人々に、六道の全てを教える段階がある。聖書で言えば、旧約聖書と福音の段階となる。この段階の内、畜生界・修羅界への導きが小乗仏教の段階となる。つまり、自己修行の段階で『努力し自分を律せよ』とまず教えるのだ。その後、自分も他人も同じという段階(人界)となり、全てと自己を同じと考え(天界)るようにしていく。ここからを大乗と一般的には呼んでいるようであるが、実際には、これらは全て『六道を知る』という機根を整えているだけである。釈迦如来は最初から十二因縁を説きたかったのだ。この十二因縁の位置が声聞界となるからである。ところが、人々はこれを受ける状態にはなっていない。これゆえ、まず十二因縁を受ける事が出来る位置にまで導こうとされた。これが、わたしが言う六道全てを知る位置なのだ。当然の事ながら、釈迦如来はその当時の人びとを導く教えを説かれている。つまり、本当に教えたいことを教えるための準備段階の教えを説かれているのだ。おそらく、ダライラマは準備段階を延々と引きずっているだけなのだろう。これゆえ、共産党中国に飲み込まれたようである。
ウイグル人はイスラム教徒ということだけは知っている。ただ、彼らの信奉するイスラム教とはどのようなものなのかは知らない。おそらく、コーランとは似ても似つかぬ教えであろう。そのイスラム教を使ってウイグル人がどのように国をまとめていたのかも分からない。国としてまとまっていなかったのかもしれない。ただ、共産党中国という餓鬼界組織に簡単に蹂躙されている。ここから、地獄界組織か餓鬼界組織のいずれかであるという事だけはわかる。
この様に侵略可能な組織であれば、簡単に侵略できる。しかし、同じように見えても、侵略不能な組織を侵略しようとすると、下部側が崩壊してしまう。つまり、台湾侵攻により崩壊するのは共産党中国ということになる。さて、中国の国民は餓鬼界思考か畜生界思考をしている。このため、何とか侵略可能なのが修羅界までとなる。人界となると侵略不能となるのだ。台湾には日本の庶民思考が根付いていた。このため、国民党中国という組織が台湾を支配した様であっても、実際には、国民党中国が日本の庶民思考である人界に飲み込まれた形となっている。これと、同様の事が、台湾と大陸中国の間でも起きるはずである。これは、餓鬼界の共産党中国では、人界の台湾を飲み込むことはできないが、人界の台湾ならば、餓鬼界の中国を飲み込むことができるという意味である。つまり、大陸中国をまとめることができる可能性があるのは台湾ということになる。
中国の崩壊を止め、中国を安定させる政策は簡単ではない。しかし、不可能というわけでもない。人々を人界思考へと導く政策をとればよいだけだからである。ただ、これは天界もしくは声聞界以上の常識を持つ者たちが指導部に入らなければならないという難しさがある。これは、今の共産党では不可能である。これができる可能性があるのは台湾。つまり、これは、今の台湾指導部が中国指導部となることによって可能となる政策なのだ。
具体的なこの政策を紹介しておこう。中国には、膨大な外貨準備がある。これを原資として全員に生活に必要な資金を均等割りする。そして、罰則の累進化を取り入れれば、しばらくすれば安定するはずである。過大すぎるインフラは邪魔となる。共産党政府や共産党地方部も邪魔となる。人が生きるのに、過大なものは必要ない。これは台湾への提案である。
ただ、これは長く困難な改革となるであろう。日本は台湾と同じように朝鮮半島にも人界思考を教えた。しかし、朝鮮半島には人界思考は根付かなかった。朝鮮は、千年以上餓鬼界思考をし続けたからである。朝鮮半島では王の位置に日本を据え、日本の命令を『王の絶対命令』として聞いたのだ。その王がいなくなった。すると、次は『誰が王となるのか』と争う世の中となったのだ。韓国では次の王の位置にアメリカが入った。アメリカという王の絶対命令として民主主義を行えと命じられたのだ。これを、韓国は餓鬼界思考で判断した。『五年ごとに王が変わるようにせよ』と聞いたのだ。結局、根本は餓鬼界思考のままであった。これは、千年以上餓鬼界思考をし続け、餓鬼界思考以外を知らなかったからである。そして、彼らは彼らが昔から知る餓鬼界思考の国も作り上げた。これが北朝鮮である。北朝鮮は朝鮮民族にとって千年以上続く伝統思考の国である。李氏朝鮮の流れを引き継ぐ金氏朝鮮なのだ。中華王朝に面従腹背をする彼らの伝統国家なのだ。
これと同じことが、大陸中国でも起きる。ただ、大陸中国は本質的に畜生界思考をする。大陸中国の畜生界思考は秦の始皇帝が始めたもので、それが現代まで延々と引き継がれてきたのだ。この根本を変えるとは、始皇帝以来の大改革ということになる。台湾の有志たちよ。もしあなた方にこの気概があるのなら、これは決して不可能なことではない。しかし、始皇帝以来の大改革となる。決して簡単なものではない。