本文
【わたしはまた、新しい天と新しい地を見た。最初の天と最初の地は去って行き、もはや海もなくなった。更にわたしは、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意を整えて
神のもとを離れ、天から下って来るのを見た。そのとき、わたしは玉座から語りかける大きな声を聞いた。「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである。」
 すると、玉座に座っておられる方が、「見よ、わたしは万物を新しくする」と言い、また、「書き記せ。これらの言葉は信頼でき、また真実である」と言われた。またわたしに言われた。「事は成就した。わたしはアルファであり、オメガである。初めであり、終わりである。渇いている者には、命の水の泉から価なしに飲ませよう。勝利を得る者は、これらのものを受け継ぐ。わたしはその者の神になり、その者はわたしの子となる。しかし、おくびょうな者、不信仰な者、忌まわしい者、人を殺す者、みだらな行いをする者、魔術を使う者、偶像を拝む者、すべてうそを言う者、このような物たちに対する報いは、火と硫黄の燃える池である。それが、第二の死である。」】


新しい天と地・・・・  今までの天地創造から導き出される天地の概念では書かれていない
            ことを示します。

玉座・・・・      玉座の上に座しているのは、あなた自身です。

大きな声・・・・    大いなるあかしです。

聞いた・・・・     悟ったという意味になります。

目の涙・・・・     心の滅びと言う意味になります。

死・・・・       境地の変化です。先の天地がなくなれば、死はなくなります。

悲しみ、嘆き、労苦・・・・黙示録に示される滅びに対する心の動きになります。

見よ・・・・      認めよという意味になります。

これらの言葉・・・・  ヨハネの黙示録です。

命の水の泉・・・・   命の思考の源です。




直訳
この部分のポイントは、あなた自身の位置になります。
【わたしはまた、新しい天と新しい地とを認める。天地創造による天地の概念ではなく、人の思考によるものでもない。更にわたしは、聖なる都エルサレムが、人の助けとしてふさわしく用意を整えて、あなたのもとを離れ、下って来るのを認める。そのとき、わたしはあなたが玉座より大いなるあかしをすると悟った。「認めよ、わたしの幕屋が人の間にあって、わたしは人と共に住み、人はわたしの民となる。わたしはわたし自らの意思で人と共にいて、人の神となり、彼らの心の滅びを全く拭い去る。もはやきょうちの変化もなく、滅びに対する悲しみも、嘆きも、労苦もない。最初の概念ではないからである。
 すると、玉座に座っておられるあなた自身が、「認めよ、私は万物を更に新しくする」と言われた。またわたしに言われた「事は成就した。わたしは黙示録の一字一字である。初めであり、終わりである。悟りの欲しい者は、命の思考の源から価なしに悟りを得るが良い。勝利を得る者は、これらのものを受け継ぐ。わたしはその者の神となり、その者はわたしの子となる。しかし、おくびょうな者、不信仰な者、忌まわしい者、人を殺す者、みだらな行いをする者、魔術を使う者、偶像を拝む者、すべてうそを言う者、このようなものたちに対する報いは、火と硫黄の燃える池である。これが天地の境地変化である。」】