本文
【この千年が終わると、サタンはその牢から開放され、地上の四隅にいる諸国の民、ゴクとマゴクを惑わそうとして出て行き、彼らを集めて戦わせようとする。その数は海の砂のように多い。彼らは地上の広い場所に攻め上って行って、聖なる者たちの陣営と、愛された都とを囲んだ。すると、天から火が下って来て、彼らを焼き尽くした。そして彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄の池に投げ込まれた。そこにはあの獣と偽預言者がいる。そして、この者どもは昼も夜も世世限りなく責めさいなまれる。
 わたしはまた、大きな白い玉座と、そこに座っておられる方とを見た。天も地も、その御前から逃げて行き、行方が分からなくなった。わたしはまた、死者たちが、大きな者も小さな者も、玉座の前に立っているのを見た。幾つかの書物が開かれたが、もう一つの書物も開かれた。それは命の書である。死者たちは、これらの書物に書かれていることに基づき、彼らの行いに応じて裁かれた。海は、その中にいた死者を外に出した。死と陰府も、その中にいた死者を出し、彼らはそれぞれ自分の行いに応じて裁かれた。死も陰府も火の池に投げ込まれた。この火の池が第二の死である。その名が命の書に記されていない者は、火の池に投げ込まれた。】


千年・・・・      千の数字が指導者を示します。

その牢・・・・     人の命の牢です。

地上の四隅・・・・   地上か闇を示し、四隅が黙示録を示します。

天から火・・・・    火が地獄を示します。

あの獣・・・・     人が考えるところの神やイエス・キリストです。

偽預言者・・・・    あなたが正しいと考える指導者です。
            たとえば、わたしを正しいとすれば、わたしが偽預言者になります。
            これは、あなたが神であるために、わたしが絶対聖となれないからです。
            預言者として、敬う対象とした時点で、偽預言者となります。

白い玉座・・・・    白が、勝利を示し真実を示します。

天も地も逃げ去る・・・・死は通常天地の境地変化を示しますが、
            天地の別がないため、ここでは死そのものを指します。

玉座の前に立つ・・・・ 玉座に至るための行動と訳します。

書物・・・・      あかしです。

命の書・・・・     命のあかしです。

海・・・・       人々の思考、共通意識です。

死と陰府・・・・    今までの死、すなわち天地の境地変化と、死後の世界です。

その名が命の書に記されていない者・・・・あなたの命の変化に携わらない人です。




直訳
【この指導者としての役目を終えると、サタンはその人の命による獄から開放され、闇のヨハネの黙示録の民、ゴクとマゴクを惑わそうとして行動し、彼らを集めて戦わせようとする。その数は人の思考のように多い。彼らは闇の広い場所に攻め上って行って、聖なる者たちの陣営と、愛された都とを囲んだ。すると、天から地獄が下って来て、彼らを焼き尽くした。そして、彼らを惑わした悪魔は火と硫黄の燃える池に投げ込まれた。そこには、あなたが信じるあなたの思考の作り上げた神やイエス・キリストと、あなたが正しいと信じる預言者がいる。そして、この者どもは南無妙法蓮華経により、ヨハネの黙示録により責めさいなまれる。
 わたしはまた、勝利の真実の玉座と、そこに座っておられる方を認めた。天も地も関係なく行方がわからなくなった。わたしはまた、死者たちが、大きな者も小さな者も、その玉座を目指して行動しているのを認めた。いくつかのあかしが開かれたが、導きの証しも開かれた。それはあなた自身の命をあかしする書であった。死者たちは、これらの書物に書かれていることに基づき、彼らの行いに応じて裁かれた。人の思考は、その思考を絶対と考える死者を出した。天地の境地の変化と死後の世界も、その中にいた死者を出し、それぞれ自分の行いに応じて裁かれた。天地の境地の変化も死後の世界も地獄の池に投げ込まれた。この地獄の池が、天地の境地の変化を示す。このため、あなたの命に関係ない者は皆、火の池にある。】