本文
【また、わたしは大きな声が神殿から出て、七人の天使にこう言うのを聞いた。「行って、七つの鉢に盛られた神の怒りを地上に注ぎなさい。」
 そこで、第一の天使が出て行って、その鉢の中身を地上に注ぐと、獣の刻印を押されている人間たち、また、獣の像を礼拝する者たちに悪性のはれ物ができた。
 第二の天使が、その鉢の中身を海に注ぐと、海は死人の血のようになって、その中の生き物はすべて死んでしまった。
 第三の天使が、その鉢の中身を川と水の源に注ぐと、水は血になった。そのとき水をつかさどる天使がこう言うのを聞いた。「今おられ、かつておられた聖なる方、あなたは正しい方です。このような裁きをしてくださったからです。この者どもは、聖なるものたちと、預言者たちとの血を流しましたが、あなたは彼らに血をお飲ませになりました。それは当然なことです。」わたしはまた、祭壇がこう言うのを聞いた。「全能者である神、主よ。あなたの裁きは真実で正しい」
 第四の天使が、その鉢の中身を太陽に注ぐと、太陽は人間を火で焼くことを許された。人間は激しい熱で焼かれ、この災いを支配する権威を持つ神の名を冒涜した。そして、悔い改めて神の栄光をたたえることをしなかった。】


神殿・・・・     あなたの玉座です。

七人の天使・・・・・ 聖天使という訳になりますが、実はこれもあなた自身です。

聞いた・・・・    悟ったという意味です。

七つの鉢・・・・   聖なる鉢で、ヨハネの黙示録を示します。

神の怒り・・・・   裁きを明らかにする程度の意味になります。

地上・・・・     闇を示します。

第一の天使・・・・  一が導きを意味します。

獣の刻印を押されている・・・・人の思考の範囲を出ないのに、その正しさを信仰している。
           ぐらいの意味になります。

獣の像を礼拝する・・・・自らの救い主として、神とかイエス・キリストを思い浮かべ、
           それを信仰の対象としているぐらいの意味になります。

悪性のはれ物・・・・ 自分の中で増殖する裁きを示します。ヨハネの黙示録の裁きの地獄が
           増殖するさまを示します。

第二・・・・     天地を意味します。

海・・・・      人の思考を意味します。

死人の血・・・・   死人が天を意味し、血が命を意味します。
           すなわち、天の命となり、人々の考える基準が変わるさまを示します。

その中の生き物・・・・人の思考を助けるものという訳になります。

死ぬ・・・・     天を示します。

第三・・・・     あかしを意味します。

川・・・・      聖書の四本の川で、聖書の流れを示します。

水の源・・・・    人の思考の源を示し、南無妙法蓮華経を示します。

水・・・・      思考、思想を示します。

血・・・・      命を示します。

今おられ・・・・   あなた自身を示します。

かつておられ・・・・ 世の初めからいる意味です。

この者ども・・・・  聖書、聖典を示します。

血を飲ませる・・・・ 命を悟らせるという訳になります。

祭壇・・・・     火と硫黄の地獄です。

第四・・・・     ヨハネの黙示録を意味します。

太陽・・・・     南無妙法蓮華経です。

火で焼く・・・・   裁きの地獄に落とす意味です。

災いを支配する権威を持つ神の名・・・・南無妙法蓮華経です。




直訳
【また、わたしはあなたの心の中から大きな声が出て、聖天使たるあなたにこう言うのを悟った。
「さあ、行動しなさい。聖なる神の怒りの黙示録を闇に注ぎなさい。」
 そこで、導きの使命を持つあなたが、闇に住む人々に神の怒りの黙示録を示すと、人の範囲を出ない思考しか出来ない者、また、人が自らの想像により作り上げた救い主を信仰する者たちの、心の中に、裁きを畏れる気持ちが広がりそれを抑える方法がなくなった。
 天地の思考を変える使命を持つあなたが、人の思考に黙示録の怒りを示すと、人の思考は天にある者の命のようになり、その救いはすべて天のものとなった。
 あかしの使命を持つあなたが、聖典の流れと人の思考の源に黙示録の怒りを注ぐと、それは命を示すものとなった。そのとき、わたしは聖典の流れをつかさどる天使がこう言うのを悟った。
「世の初めからおられ、今あなた自身としておられる方、あなたは正しい方です。このような裁きをしてくださったからです。聖典は聖なる者たちと預言者たちの命の流れを示しますが、あなたは聖典を命の悟りとされました。それは当然なことです。」また、裁きの地獄がこうあかしするのを悟った。「然り、全能者である神、主(あなた自身)よ、あなたの裁きは真実で正しい。」
 黙示録の使命を持つあなたが、黙示録の怒りを南無妙法蓮華経に注ぐと、南無妙法蓮華経は人を地獄の火で焼くことを許された。人は激しい熱で焼かれ、この災いを支配する権威を持つ南無妙法蓮華経を冒涜した。そして、悔い改めて自身が神の座に着き、栄光をたたえることをしなかった。】