本文
【この玉座の中央とその周りに四つの生き物がいたが、前にも後ろにも一面に目があった。第一の生き物は獅子のようであり、第二の生き物は若い雄牛のようで、第三の生き物は人間のような顔を持ち、第四の生き物は空を飛ぶ鷲のようであった。この四つの生き物には、それぞれ六つの翼があり、その周りにも内側にも、一面に目があった。彼らは、昼も夜も絶え間なく言い続けた。
「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、全能者である神、主、かつておられ、今おられ、やがて来られる方。」
玉座に座っておられ、世々限りなく生きておられる方に、これらの生き物が、栄光と誉れをたたえて感謝をささげると、二十四人の長老は、玉座に着いておられる方の前にひれ伏して、世々限りなく生きておられる方を礼拝し、自分たちの冠を玉座の前に投げ出して言った。
「主よ、わたしたちの神よ、あなたこそ、栄光と誉れと力を受けるにふさわしい方。あなたは万物を造られ、御心によって万物は存在し、また創造されたからです。」】

四つ・・・・      数字の4、ヨハネの黙示録を示します。

四つの生き物・・・・  前半に出てきた『エメラルドのような虹』を具体的に示したものです。

前にも後ろにも・・・・ 過去にも未来にもと訳せます。

一面に目がある・・・・ 目が心です。『(過去も未来も)すべてを見通す心』程度の意味になります。

獅子・・・・      地の獣の王となります。最強の神を無視する者程度の意味になります。

若い雄牛・・・・    家畜の王となります。最強の神に従う者程度の意味になります。

人間・・・・      すべての支配権を持つ者程度の意味になります。

空飛ぶ鷲・・・・    鳥が数字の5、救いを示し、空が天を示します。最強の天の救いとなります。

この部分は、1~4が個々の意味ではなく、全部が一つの文章のようになります。

個々にすると、数字と姿が合致しません。

第一(導く)は獅子(最強の地の獣)。第二(天地)は若い雄牛(神に従う最強の戦うもの)。第三(証し)は人間。第四(黙示録)は鷲(最強の天の救い)。
そしてこれらの主語が四つの生き物(ヨハネの黙示録)です。

六つの翼・・・・    人を救い主とする、または人自らが自分を救うぐらいの意味です。
            翼が鳥(救い)を示します。

周りにも内側にも目がある。・・・・すべてのその心で出来ているぐらいの訳でいいと思います。

昼も夜も・・・・    創世記の昼と夜で、一日と言う意味なら有効期限を示します。
            創世記の日で言うならば、今は六日目の夜明けとなります。
            今から、人が人であることを成就するまで、滅亡するなら1500年
            位。神となるなら数万年。が六日目となります。



4章の最後のところは、『あなたこそ天地創造の神』と、ヨハネの黙示録と神の理論とが証明する場面となります。


まとめ
【あなたが座るべき玉座は、ヨハネの黙示録の永遠の心によって定められている。ヨハネの黙示録とは、最強の神をないがしろにする獣により導き出される、最強の神(天)の戦士であり、人を明かしする、最強の天の救いであり、天使の心により形作られるものである。そして、あなたを玉座に座らせ永遠の命を得させ、そのあなたに、(ヨハネの黙示録は)栄光と誉れをたたえて感謝をささげるためにある。天国に更に天国と地獄があり、そこに最高があるという論理は、あなたを最高とするためにある。あなたが得る最高とは、
『あなた自身が、万物の創造主である』
ということである。】


これは、聖書の法則により、神の言葉を人の言葉に直し、主体者たる『あなた』を入ることが可能な場所より入れただけです。いきなり、あなたは天地創造の神になってしまいます。これが、ヨハネの黙示録です。