とあるデパートでの話:最後の一人まで | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

あるデパートが開店以来、ちょうど100万人目を迎え、その小さな体のおばあちゃんを、美しいデパートガールたちが取り囲みました。バンドの演奏が始まり、恰幅の良い重役らしい人がおばあちゃんの胸に蘭の花をつけてくれました。

 

その上、手の切れるような一万円札を10枚手渡しました。

 

テレビカメラがおばあちゃんを囲み、インタビューが始まりました。

 

「おばあちゃん、おめでとう。今日は何の買い物ですか?」

 

おばあちゃんはちょっとためらってから、こう答えました。

 

「あのう、苦情係のところへ行こうと思って…」

 

おばあちゃんはどんな気持ちだったのかな?定かではないけど、私たちは何かと苦情を思います。

 

でも、神様は100万人目であろうと、1人目であろうと、最後のひとりまでその愛を注ぎたい、100万円どころか、神様の最高の御心を渡したい、歓迎したい、と待っています。神様はイエス様のいのちと共に、最高の恵みを与えたい、と待っているのです。

今まで持っていた思いは、悩みはこのイエス様にあって打ち勝ち、最高の恵みへと変えられます。

 

さて、あなたはインタビュアー・神様から、神様のところに何を求めてきたのか、何と答えますか?