星の王子様、サンテク・ジュベリーというクリスチャンのフランス作家が書いた話として有名ですね。私も箱根の星の王子様ミュージアムに何度も足を運んだものです。大学のゼミでこの作品にであって、それっきりとりこになりました(もう閉鎖されたのは残念ですが)。
で、この話の中で、キツネが王子様に秘密を送りものにして、こんなことを言っていました。
すると王子様は、この狐の言葉を忘れないようにするため、「肝心なことは目に見えない」と何回も繰り返すのです。
確かに、この狐が言うように、肝心なことは目に見えません。しかも、たいていの場合、目に見えるものは金で買えますが、目に見えないものは、金では買えません。
この点について、ノルウェーの詩人アルネガール・ボルグは、「お金」という詩でこういっています。
食物はお金で買えるが、食欲は買えない。
薬はお金で買えるが、健康は買えない。
寝台はお金で買えるが、睡眠は買えない。
化粧品はお金で買えるが、美しさは買えない
別荘はお金で買えるが、心地よさは買えない。
快楽はお金で買えるが、喜びは買えない。
友達はお金で得られても、友情は得られない。
使用人はお金で得られても、忠実さは得られない。
静かな日々はお金で得られても、平安は得られない。
聖書にこうあります。
「私たちは、目に見えるものにではなく、見えないものに目を注ぐ。見えるものは一時的であり、見えないものは永遠に続くのである。」(Ⅱコリント人への手紙4章18節)
神様は目に見えない。でも神様の愛は私たちはお金で買うことはできない。でも、御子イエス様のいのちによって私たちは買い戻され、神様の愛、御心を、命をいただいた。このイエス様のいのちによっていただいている見えないけど、あふれるその御業に期待しよう。この愛をもって隣人、あなたの居場所に出ていく、イエス様をお迎えし委ねる時、そこから神様の大いなる何かが始まるから。見えない何かにおびえる必要はない。あなたのために命を投げ出してでも行動に出る神様に大いに期待しよう。