人生は誰のために創られたの? | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

あなたのために人生が創られたかのように、生きなさい。

~マヤ・アンジェロウ~

 

マヤ・アンジェロウ(アメリカの黒人女性作家で、自伝『歌え、翔べない鳥たちよ』などで有名さんはとても苦労の多い人生を送りました。

 

彼女は子ども時代にレイプされた経験や1930〜40年代に直面した人種差別、言い尽くせないほどつらいものがあったでしょう。しかし、彼女はそれでも、この人生を、いのちは作られたものだから、と神様に信頼するのです(キリスト者としての祖母の影響で、宗教への関心は強かったが、さまざまな遍歴の後、キリスト教信仰を公言するまでになったものの、特定の教派に属すことはなかったのですが)

 

そんな彼女のこの言葉、この「創られた」の原文はcreatedクリエイテッドですから、日本語も「創」を用いています。創り主は、もちろんこの全宇宙、全世界、そこに生きる全ての命あるものを創られた神様です。ということは、神様が、人間の一度限りの人生をも、これを読んでいるあなたのために、私のために、特別に創造されたのだということです!

 

これを読んだとき、私はあの神様の愛の言葉が自然に結びついて1つとなります。

「 わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。だから、(イザヤ43:4)私があなたのために創った人生を生きよ。」と―。

 

マヤは、「あたかも…のように」と言っていますが、これは仮定ではなく、主に在って真実なのです。「だとしたら、そのように生きなきゃダメよ」とマヤは言っているのですね。感謝を持って、一日一日を大切に、自分の人生を目いっぱい自分らしく生きていきましょう。24時間、地球上のどこにいても、“インマニュエル”、共におられる神様と共に―。

 

Live as though life is created for you. 

– Maya Angelou