かつてマサチューセッツ州で潜水艦が沈む事故がありました。
その潜水艦が沈んだとき、海軍の将兵が全員、その中に閉じこめられてしまいました。彼らを救出するためにあらゆる手を尽くしましたが、すべて無駄に終わりました。
そうした中、深海にいたダイバーの耳に、沈んだ潜水艦の壁をたたく音が聞こえてきました。そこでそのダイバーは潜水艦の上に自分の耳を当て、中から打たれるモールス信号を読み取りましが、中にいた将兵たちが伝えてきたのは「希望はありますか」ということでした。
彼らは絶望の中にいました。
しかし神様は、たとえあなたがその絶望の中であろうと、海底のような真っ暗な中にあっても、脱出不能な状況にあっても、あなたが叫び求める声を聴いておられます。神様に降っていけないところはありません。あなたの希望、救いとなられるためにイエス様は人となって生まれてこられ、そのいのちを差し出し、死んで葬られ、陰府に降られてまであなたを引き上げようとされたのです。
ここに希望があるのです。主の御名を呼び求める者は、だれでも救われるのです。ここに希望があります。そして、この希望は失望に終わることはないのです。私たちは最後まで神様を求め続けよう、どんな時でも神様を求めよう。神様があなたを引き上げてくださるから。
