海底からうったえた希望 | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

かつてマサチューセッツ州で潜水艦が沈む事故がありました。

その潜水艦が沈んだとき、海軍の将兵が全員、その中に閉じこめられてしまいました。彼らを救出するためにあらゆる手を尽くしましたが、すべて無駄に終わりました。

 

そうした中、深海にいたダイバーの耳に、沈んだ潜水艦の壁をたたく音が聞こえてきました。そこでそのダイバーは潜水艦の上に自分の耳を当て、中から打たれるモールス信号を読み取りましが、中にいた将兵たちが伝えてきたのは「希望はありますか」ということでした。

 

彼らは絶望の中にいました。

しかし神様は、たとえあなたがその絶望の中であろうと、海底のような真っ暗な中にあっても、脱出不能な状況にあっても、あなたが叫び求める声を聴いておられます。神様に降っていけないところはありません。あなたの希望、救いとなられるためにイエス様は人となって生まれてこられ、そのいのちを差し出し、死んで葬られ、陰府に降られてまであなたを引き上げようとされたのです。

 

ここに希望があるのです。主の御名を呼び求める者は、だれでも救われるのです。ここに希望があります。そして、この希望は失望に終わることはないのです。私たちは最後まで神様を求め続けよう、どんな時でも神様を求めよう。神様があなたを引き上げてくださるから。