私たちはどうも自分の欠点が気になって、何かをすることに重くなります。
でも、あなたにしかできないことがあります。
あなたがそこに置かれている、遣わされている意味があるのです。神様から。
そんな事を思い出させてくれる一言が↓。
あなたにできることを、
あなたの持っているもので、
あなたの今いる場所でやりなさい。
~セオドア・ルーズベルト~
第26代アメリカ大統領ルーズベルトです。彼は人懐こいテディの愛称で呼ばれながら、軍人として米西戦争を勝利に導き、資本が集中するトラストに反対し、革新主義を唱えた、アメリカでは評価の高い大統領ですが、その彼の言葉にしては、なんとシンプル極まりないことでしょう。
これを読むと、多くの方は渡辺和子さんのベストセラー「置かれた場所で咲きなさい」を思い起こすのではないでしょうか。これは彼女自身の言葉ではなく、あの「静謐の祈り」の作者と言われるラインホルド・ニーバーの言葉なのですが、このルーズベルトのシンプルな勧めは、「置かれた場所で咲く」ということの意味を、いみじくも解き明かしているようです。
神様の業をするのに、何も難しいことはありません。特別の学問も、お金も、設備や建物も要らないのです。どんなに小さく、ささやかでもいい。あなたの与えられた賜物を、今いるところで、神様のために目いっぱい用いればいいのです。
ある意味、SNSが著しく発達した現代が、それをさらに容易にしたと言えるかもしれません。あなたが今いるところでなしたわざは、ネット網を通して、時空を超えて多くの人の目に留まり、共感され、シェアされることができるのですから。
「できることを」「持てるもので」「今いるところで」――やってみてください。神様の祝福が、きっと満ち溢れます。
Do what you can, with what you have, where you are.
ーTheodore Rooseveltー