なかなか面白い記事があったので、紹介しますね。
最後にはちゃんとまじめな解説をしてますから(;^_^A
私たちはなかなか疑り深く、どうしても探偵ごっこをしてしまいやすいのですが…
イエス様の12弟子、その弟子たちの会計を預かっていたユダがイエス様にいいました。
「先生、みんなのお金を入れた袋がありません。誰かが盗んだかもしれません。どうしたらいいでしょうか。」
イエス様は言った。
「お前は誰が盗んだと思うか」
ユダは答えた。
「わたしはトマスだと思います。」
イエス様は言った。
「トマスを連れてきなさい」
するとトマスがやってきて言った。
「主よ、私は二人が疑わしいと思います」
主は尋ねた。
「それは誰なのだ」
トマスは答えた。
「ペテロとヨハネです」
イエス様はさらに尋ねた。
「どうしてそう思うのか。お前は疑い深い男だから、そう思うのか」
トマスは答えた。
「実はペテロのシモン(指紋)が見つかりそうなのです。彼はシモン・ペテロですから。そしてヨハネはおどおどしながら弱音(ヨハネ)を吐きますよ」
それを聴くとユダは思わず喜んだ。
イエス様は言った。
「トマスよ。やはり、ああたは疑い深い男だ。それはいけない。まして罪をなすりつけようとしているユダの罪は重い」
ー探偵ごっこー
※真面目な解説
ユダはよく盗みをしていた。弟子たちの財布の中から袖の下に。
トマスは確かに疑い深い、でもイエス様は一度たりともそのようにおっしゃっていない。
肝心なのは疑う前に、イエス様に相談。
誰が疑わしい?どうしたらいいかわからない?探偵ごっこをしているよりも、
イエス様、教えて下さい、と祈るのが良いでしょう。
何よりイエス様は罪に定める前に、悔い改めを願われている。そうすればその罪は赦されるから。