誰が悪いのか(探偵ごっこ) | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

なかなか面白い記事があったので、紹介しますね。

最後にはちゃんとまじめな解説をしてますから(;^_^A

 

私たちはなかなか疑り深く、どうしても探偵ごっこをしてしまいやすいのですが…

 

イエス様の12弟子、その弟子たちの会計を預かっていたユダがイエス様にいいました。

「先生、みんなのお金を入れた袋がありません。誰かが盗んだかもしれません。どうしたらいいでしょうか。」

イエス様は言った。

「お前は誰が盗んだと思うか」

ユダは答えた。

「わたしはトマスだと思います。」

イエス様は言った。

「トマスを連れてきなさい」

するとトマスがやってきて言った。

「主よ、私は二人が疑わしいと思います」

主は尋ねた。

「それは誰なのだ」

トマスは答えた。

「ペテロとヨハネです」

イエス様はさらに尋ねた。

「どうしてそう思うのか。お前は疑い深い男だから、そう思うのか」

トマスは答えた。

「実はペテロのシモン(指紋)が見つかりそうなのです。彼はシモン・ペテロですから。そしてヨハネはおどおどしながら弱音(ヨハネ)を吐きますよ」

それを聴くとユダは思わず喜んだ。

イエス様は言った。

「トマスよ。やはり、ああたは疑い深い男だ。それはいけない。まして罪をなすりつけようとしているユダの罪は重い」

 

ー探偵ごっこー

 

※真面目な解説

ユダはよく盗みをしていた。弟子たちの財布の中から袖の下に。

トマスは確かに疑い深い、でもイエス様は一度たりともそのようにおっしゃっていない。

肝心なのは疑う前に、イエス様に相談。

誰が疑わしい?どうしたらいいかわからない?探偵ごっこをしているよりも、

イエス様、教えて下さい、と祈るのが良いでしょう。

何よりイエス様は罪に定める前に、悔い改めを願われている。そうすればその罪は赦されるから。