ー本物と偽物を見分けるー | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

「あなたの神、主があなたに与えようとしておられる地に入ったとき、あなたはその異邦の民の忌みきらうべきならわしをまねてはならない。あなたのうちに自分の息子、娘に火の中を通らせる者があってはならない。占いをする者、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死人に伺いを立てる者があってはならない。これらのことを行なう者はみな、主が忌みきらわれるからである。これらの忌みきらうべきことのために、あなたの神、主は、あなたの前から、彼らを追い払われる。あなたは、あなたの神、主に対して全き者でなければならない。あなたが占領しようとしているこれらの異邦の民は、卜者や占い師に聞き従ってきたのは確かである。しかし、あなたには、あなたの神、主は、そうすることを許されない。あなたの神、主は、あなたのうちから、あなたの同胞の中から、私のようなひとりの預言者をあなたのために起こされる。彼に聞き従わなければならない。これはあなたが、ホレブであの集まりの日に、あなたの神、主に求めたそのことによるものである。あなたは、『私の神、主の声を二度と聞きたくありません。またこの大きな火をもう見たくありません。私は死にたくありません』と言った。それで主は私に言われた。『彼らの言ったことはもっともだ。わたしは彼らの同胞のうちから、彼らのためにあなたのようなひとりの預言者を起こそう。わたしは彼の口にわたしのことばを授けよう。彼は、わたしが命じることをみな、彼らに告げる。わたしの名によって彼が告げるわたしのことばに聞き従わない者があれば、わたしが彼に責任を問う。ただし、わたしが告げよと命じていないことを、不遜にもわたしの名によって告げたり、あるいは、ほかの神々の名によって告げたりする預言者があるなら、その預言者は死ななければならない。』あなたが心の中で、『私たちは、主が言われたのでないことばを、どうして見分けることができようか』と言うような場合は、預言者が主の名によって語っても、そのことが起こらず、実現しないなら、それは主が語られたことばではない。その預言者が不遜にもそれを語ったのである。彼を恐れてはならない。」

申命記18章9-22節

 

ブランド物で、偽ブランド品などもありますが、よく見ないと気づかないレベルのものもありますよね。本物は寸分たがわないでしょうが。あるお医者さんと話をしていた時に、読影術(要するにレントゲンを読み取る)の話になり、どうすれば読み取れるのか、それは健康な方のレントゲンをしっかりと見る、それで違いがわかるようになる(完璧ではないでしょうが)という話を聞いたことがあります。私たちは誰を手本に見ているでしょう。本物は言ったことを必ず実現することができます。あなたのために命を咲いてまで愛されたイエス様の愛、これ以上本物の愛はないのではないだろうか。私たちはこの本物の愛に信頼し、生かされ、歩もうではありませんか。

 

さて、↑は約束の地を目の前にモーセが死ぬ、その前に最後に神様はモーセに、第2世代にも神様が命じられたことをことごとく語るように命じられ、今2番目の説教に5章から入っています。18章では、祭司と呼ばれる神様と人との仲介役、生贄を捧げたりする人のことと、神様から御言葉を預かり語る預言者、偽物と本物の預言者について語られていきますが、↑は占い師や偽預言者、本物の預言者について語られていきます。

 

昨日の祭司の話に続けて、モーセは神様に導かれ、「あなたの神、主があなたに与えようとしておられる地に入ったとき、あなたはその異邦の民の忌みきらうべきならわしをまねてはならない。あなたのうちに自分の息子、娘に火の中を通らせる者があってはならない。占いをする者、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死人に伺いを立てる者があってはならない。これらのことを行なう者はみな、主が忌みきらわれるからである。これらの忌みきらうべきことのために、あなたの神、主は、あなたの前から、彼らを追い払われる」と語ります。

 

もう、「あなたのうちに自分の息子、娘に火の中を通らせる者があってはならない」というのは誰が考えてももってのほかの行為である、ということは言うまでもないでしょう。しかし現地ではそれがまかり通っていたのです。宗教行事、呪術、豊饒のために。また、「占いをする者、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死人に伺いを立てる者があってはならない」とありますが、占いは特に現代には盛んに色んな形で行われているし、頼られている。でも、人がそれにとらわれてどうするんですか?神様は、忌み嫌うのではなく、あなたを愛する方ですよ?自分が気に食わないから別な宗教、パワースポット、○○占いなどを自分で選んでいっても、結局「それらの行為」自体にあなた自身が囚われてしまっている。様の形、ご計画から離れる、これはもう、サタンの思うつぼ。

 

だからこそ、サタンは占いの霊を利用する。だから占いは危険なのです。神様があなたに用意されている最善の計画、この先入っていく先で神様は乳と蜜の流れる地に導こうとされている(肥沃な大地、という側面と、神様ご自身が祝福され、恵みを注がれるという意味で)、それにも関わらず、それよりもっといいものを求める、神様以上に最高のものをいつも備えることができるだろうか。占いにしても何にしても、自分が不安だからそれに頼る、でも、そもそも神様はすべて備えてくださっているし、占いなども所詮は統計学。本当に正しいことなど示すことができないのです。偽預言者然り。むしろ「あなたのうちに自分の息子、娘に火の中を通らせる者があってはならない」と言われるようなありえないことを強要させ、心を支配する、そんなものが本物とどうして言えるでしょうか。

 

ある人は自由でしょ、と言うかもしれない。しかし神様は本物をあなたに注ぎたいのです。だからこそ、忌み嫌うほどのことを避けるように訴えているのです。独占云々ではないですよ?あなたが大切な存在故に、あなたに本物の愛を注いでくださる、じゃなければここまで導いてこなかったでしょう。神様はどんなに彼らが罪を犯して続けてきても、この40年間見捨てることなく愛を注ぎ続けてきてくださった。戦いに勝利する、毎日の食事、すべての必要を備えてくださっていたのです。

 

それだけではありませんよ?そうした偽物、怪しい、忌み嫌うようなことを強要するものではなく、本物の預言者、御子イエス様を、「あなたの神、主は、あなたのうちから、あなたの同胞の中から、私のようなひとりの預言者をあなたのために起こされる。彼に聞き従わなければならない」と語られているようにやがて遣わされる、と約束され、実際この先の戦いに入る前に、人となって生まれる前のイエス様が来られ、先頭に立ってこれらの戦いを導き、勝利させてくださるのです。神様はあるときだけ、とか未来だけ関わるのではなく、現在進行系、昔も今も、これからも貴女に本物の会いを実現させたいのです。してくださるのです。

 

↑の一番最後で、「主の名によって語っても、そのことが起こらず、実現しないなら、それは主が語られたことばではない」と語られていますが、逆に神様は語られたことを実現させる神様なのです。不確定なことを語られる神様ではない、不確定な予想をされる神様でもない、子供を火に通すような恐ろしい事をしなければ願いを聞かないようなどうしようもない偽物とは違うのです。

 

むしろ、私たちの内に本物の愛、何にも代えがたい愛を注ぐため、私たちの罪を身代わりに背負われ、十字架にかかられ、死なれたのです。そして3日目によみがえられたことによって、この十字架の前にクイアらため立ち返るすべての人の罪をゆるしてくださるのです。神様の子とされるのです。私達が特権を持って発動させるのではない、神様があなたのうちに本物の愛を、御子イエス様のいのちを咲いてまで与えてくださる本物のご計画、御心が現されていくのです。

 

本物か偽物か、ではなく友のために命をかける、これ以上に大きな愛はありません。ここまで命をかけられたイエス様の愛に私たちは今日、どう応えるでしょうか。神様がそこまでされて実現された救いの計画、愛、これに私たちは信頼し歩もうではありませんか。神様が実現してくださる本物の愛、ご計画、御心があなたに、あなたの周りに、全地に現されていきますように。主の栄光が光り輝きますように。