病院で、お医者さんや看護師さんが患者さんに声を掛けますね?
「今日は、どんな具合ですか?」と。
英語に直せば、「How are you?」
ところが、アメリカの病院では、「How are "we"?」というそうです。
「私たちは、今日は、どんな具合でしょう?」って。
面白い話ですね。でもこれ真面目な話。
看護師さんがやってきて、患者さんに対して「今日はどんな具合でしょう?How are you?」と聞かず、「How are we?」
これは、あなた一人の病気ではありません。私が一緒にその病気を負っているはずです。あなた一人が戦っているのではありません。私があなたと一緒に戦っているのです。あなたの苦しみは、私がともに追っている苦しみです。私たちは、今朝、どんな具合でしょうか?今日の午後、私たちはどうでしょうか?という思いを込めて、How are we?と尋ねるんです。
暖かいですね。すばらしいでしょう?キリスト教国といっても、いろんな問題がありますが、こういう風なことを見ると、ああすごいなあ、さすがだなあ、という気がしまね。
イエス様は、私たちに対して「How are you?」ではなく、「How are we?」と尋ねてくださるのです。「私たちは、今日はどうでしょうか?私たちは、今日は元気でしょうか。私たち。あなたと私。私とあなたとは。」
こういう心でイエス・キリスト様は、私たちを今日も迎えてくれます。あなたは一人ではない。
ーある伝道者K先生のコラム集よりー
午後からでも、明日からでも、How are we?と心を込めて言えるように、
私たちも神様に整えられて出発、愛をもって仕えさせていただきたいですね。