大工とクズと呼ばれ育った青年が変わった日 | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

ある1人の青年が大工として働きたいと願い、ある工務店で面談を受けたとき、面接官にこう言いました。「定職がないので、親から人間のくずだ、と言われる」と。するとその面接官は、少し間をおいてこう答えました。「お前な、クズやカスは大丈夫だ。クズやカスは再生が効くんだよ。紙屑、鉄クズを見ろ。立派な資源だ。ガラスのクズは新しいガラスを作るときに必要なんだ。酒粕で甘酒を作る。粕漬けなんか、うめえだろう?俺も学校も出てねえし、若いときはクズだった。親不孝だった。でも今こうして用いられている」と。大工の話が青年の胸を打ち、心を開かせ、やる気を起こさせました。彼は今や立派な大工さんに成長しているという事です。

 

同じように私たちは失敗する、神様から見たらなんだこんなもの、と罪人の私たちを捨て去ることも出来る、でも神様はそんな弟子たち、私たちを新しくされる。再生品には新品以上の強さがあります。神様が新しくされ、聖霊様で満たされるとき、この新しい私、あなたの物語は神様の栄光で輝く…

 

※神様の目から見たらクズなどいません。いや、神様に捨てられてもおかしくないクズのような私たちを神様は聖く新しい者へと造りかえるためにいのちさえ惜しまず与えられたのです。あなたはそれほどに価値を受けたのです。そこから神様がなされていく業によって屑になっていくことはない。神様に大いに期待しよう。