恵みと憐み;ある絵本作家 | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

最近のコロナ状況を考えていると、神様はこんなとき何をしてくださるのだろう?何をしているんだろう?そう思っているときに↓の言葉に出会った。あるアメリカの本より。

 

憐れみは、死刑囚となるほどの強盗を、その十字架上で赦した。

恵みは、何と許しただけではなく、彼を天国まで「エスコート」した。

ーマックス・ルケード(牧師・兼、絵本・作家)ー

 

今から約2000年ほど前、起こったことを↑で彼は解説しているのですが、イエスキリスト様は、その強盗たちに、何の罪もない、神の御子であられるのに、私たちの罪を身代りに背負われ十字架にかかられた。その時、強盗たちにののしられていた。神の御子なら十字架から降りてみろ、と。でも憐れみを求めた一人の死刑囚になるほどの強盗を、赦した。でもそれだけじゃなく、「せめてわたしのこと、あなたが天国に行ったら思い出してください」と願われたイエス様は、彼と一緒に天国までエスコートした。

 

神様は、私たちの苦難の横にまず第1に一緒にいてくださって、その重荷を一緒に背負ってくださる。でもそこから解放し、天国まで、一緒に歩んでくださる。天国に行ってからじゃない、ここから始まる。イエス様、わたしを覚えてください、と願うなら。私たちに驚くべき何かをこの苦難を「一緒に」突き抜けた先に、その栄光を、何かを見せてくださる。

 

イエス様が「エスコートしてくださる」、命をあなたのためにかけたイエス様が。この意味を覚え、イエス様と一緒に歩もう。あなたは一人じゃない。