老年の登山家の話:一緒に登る人がいる | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

ロッキー山脈の険しい山道を、喘ぎながら、年を取った登山者が登っていました。よく見るとその人はカトリックのカラーを内側につけているカトリックの神父さんでした。

 

「まあ、こんな老年で、こういう厳しい山に挑戦する、どういうことだろう?」というので、他の登山者がその人に尋ねました。

 

すると神父さんがこう答えました。

「私は数年前、死の床に横たわっていました。夢枕に天使が立ち、天国に私を連れて行くというのです。そこで私は、その天使に尋ねました。『天国はずいぶん美しいところでしょうね。』すると天使が答えて言いました。『そうですよ。天国はとっても美しいところですよ。でも、あなたがいるこの世界も、また素晴らしく美しいではありませんか』。私は夢の中でびっくりしました。ほとんど私の一生を修道院の中で研究と奉仕と修養のために過ごしていた、そんな私にとって、この地球が美しい、この自然界が美しい、そんなことは考えたことがありませんでした。病気の回復をいただいた今、私は天国に行く前に、天使の言うこの世界の美しさを訪ねているところです。」

 

ーある伝道師K先生のコラムよりー

 

所感)この夢の話が実話かはわからない。でも、はっきり言えるのは、その通り。天国は素晴らしいところ。でも、確かにこの世の中には暗い話とかいっぱいかもしれない。でも、あきらめず、閉じこもらず、一歩踏み出してみよう。そして神様の造られたこの全世界を、神様が今去ろうとしている計画を体験してみよう。神様は、あなたが神様を求めるなら、昨日の話ではありませんが、そのあなたのうちに御業をなされるから。何より、彼と一緒に神様がその旅路を歩まれ山を登られるように、あなたの飛び出した一歩一歩の道のりを、イエス様も一緒に進んで下さるから。