ー誰も想像し得ないー | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

「ああ、神の知恵と知識との富は、何と底知れず深いことでしょう。そのさばきは、何と知り尽くしがたく、その道は、何と測り知りがたいことでしょう。なぜなら、だれが主の御心を知ったのですか。また、だれが主のご計画に預かったのですか。また、だれが、まず主に与えて報いを受けるのですか。というのは、すべてのことが、神から発し、神によってなり、神に至るからです。どうか、この神に、栄光がとこしえにありますように。アーメン」

ローマ人への手紙113336

 

実に多くの科学者、またドクターたちは口には出さなくとも、この世界を造られた神様(彼らは人によっては神とは呼ばず、Something Great、何か偉大な存在、と呼びますが)の存在を認めています。科学を追求していけばいくほどに神様がいなければこの世界は存在し得ない、人間は生きられない、と。まあ実際に聖書にも、神様によらずしてこの世界で存在するものはない、と言いますし。

 

話を戻して、よく話に聴くのは、神様が本当にいるならなぜ何も私に応えないんだ?全能だというんだったらなぜ今私の思うように答えてくれないんだ?そう問いたくなることがあります。これはクリスチャンでもよくある話。

 

でも神様は私たちを見捨てるわけではないんだ。いや見捨てられないから、神様はその計り知れない富をもってあなたを救うことを決断された。御子イエス様のいのちというもっとも大切な富、財産を投げうってでもあなたを、神様を知らないがゆえに希望を失ってしまっている人、悲しみ絶望にとらえられている人、神様から離れただただ干からび、死に向かうしかないあなたを取り戻す、買い戻す決断をされたわけです。

勝手に神様から離れていってしまった、神様を神様と認めない、すぐに神様を忘れてしまうようあなたであることは神様は重々承知。それでも神様にとってはあなたは大切な存在。だから、ご自分の財産(放蕩息子の話の財産はいのち、と言う意味だそうです)さえ惜しまず、あなたが神様のもとに帰ってくるためなら与える決断をされたのです。

 

神様の知恵と知識の富は計り知れない、という。それは最初に言ったような、この世的な知恵知識の素晴らしさだけを言っているわけではない。あなたがそうして神様から離れ、真のいのちを失う事がないよう、神様は私たちの計り知れない思いをもって動かれる。あなたが死の奴隷、罪の奴隷から、悲しみの牢獄から解放するために。神様の願いは、「御子を信じるものが一人として滅びることなく永遠のいのちを持つ」そのこと。そのためならご自分の御子と言う最大の財産をもってあなたを探しに来られるんだ。誰も考ええない方法をもってあなたを救いに来られた。

 

あなたへの愛という知恵知識は計り知れない。別に私たちが何か神様に良い事をしたわけではない、償いをしたわけではない、その前に神様は私たち一人一人が神様にとって大切な子だから、誰も考ええない、御子のいのちをもってあなたを買い戻す決断をされた。信じられるだろうか?それほどまでにあなたを愛するのはそんな死んだところにいつまでもとどまるのではなく、父なる神様のもとに帰り、真のいのちを私たちがいただくことに他ならないのです。

 

そこにこそ、私たちがこの世に見ることのできない、私たちの想像し得ない、計り知れない計画が、神様のいのちがあふれているから。確かにこの世の目で見たらなぜこんなことが?と思う事をはるかに超えた神様のご計画、何かがあなたには与えられている。そうでしょう?御子イエス様のいのちさえあなたのために死に渡されてまであなたを取り戻したわけですから。そして死して後には永遠に神様と住まう最高の特権さえ与えられる。

 

今日、私たちは主の前に帰り、かつ主のもとに留まろう。すべては神様の愛から発し、神様が御子イエス様のいのちにかけあなたを導かれ、永遠のいのち、神様のご愛、御心・最高の計画へと導かれる…私たちはこの方に祈りまた従おう。その時、私たちの想像をはるかに超える栄光が現わされるから。

 

※ちなみに全能という言葉の意味は、母の乳房と言う意味。赤ちゃんにとって必要なすべてがそこにあるように私たちにとって必要なすべて、よりどころがそこにあり、かつお母さんの心音のごとく神様の心音がそこにある…だから主のもとに生きよう。