「忘れる技術」

自分では、「絶対こうに違いない」と思い込んでいたことが、実はよく確認してみたら、「全くの思い違いだった」という経験は、どなたでもあることでしょう。なぜそうなるのかを考えてみるのも興味深いことですが、そちらはさておき、ここで知って欲しいのは事実の意味付け解釈としての「過去」にも、同様のことが無意識のうちにはいつも起こっているということです。「過去の上書き、書き換え」というのは、実は無意識には、だれでもしていることなのです。 このブログを読んでいるあなたも無意識のうちに「過去の上書き、書き換え」ができていることをまず確認してください。

 

ですから、これからお伝えすることはできないことを頑張ってやるのではありません。今、できていることをするだけということです。

ただ一つだけ違いがあります

無意識的にしていることを意識的に行うということだけです。

 

脳の多くの作業は通常、無意識的に行われています。たとえば呼吸をしたり歩いたり手を動かしたりということ(もっといえば内蔵の働きなども)をいちいち考えて行うことはありません。いちいち全てを考えていたら疲れてしまって身動き出来なくなってしまうからです。

でもそのように通常は、無意識にしていることを、意識をもってやってみると新たな発見があります。たとえば呼吸法を学ぶと、緊張するときは深い呼吸をするとか、体をアップさせる時には短い呼吸を断続的にするとかいうものを、教えられて意識的にやってみるとその効果が実感できます。練習は必要ですが、もともとはしていることなので、意識的に行うことはさして難しくはないはずです。

それとおなじことを「過去の意味付け、解釈」にしてみるということです。

つまり、もうできていることを意識的に行うです。

 

では、意識をもってどのようにおこなうのか?それを少しづつお伝えしていきます。

魔法でも何でもない練習すればできる技術なのですが、魔法のような効果がある技術を公開しますので、楽しみにお待ちください