デスクポテチの人 | ハイジの退屈日記 パリ・東京

デスクポテチの人

私は、デスクワークにおいて

お菓子を食べること自体を全く否定しない。

 

というか、私自身も、毎日のように

クッキーやらチョコレートやらモソモソとよく食べている。

普段は甘いものを食べないが、

デスクワークにおいては必要なエネルギー源、

さらには、ちょっとした楽しみとも言えよう。

 

しかし、唯一、デスクで食べるもので強烈な違和感を覚えるのは

ポテトチップス。「仕事しながら」ポテチを食べる人だ。

 

言っておくが、ポテトチップスは私の大好物であるからして、

ポテチ自体に違和感があるのではない。

 

デスクでPCに向かって、一応は仕事をしているはずの時に、

ポテチ袋から口へ、ポテチをずーーーーっと運び続け、

腕のその往復運動を、パリパリむしゃむしゃと音をさせつつ、

かなりの間、一袋空にするまで継続する、という、

その様が、はっきりいって気持ち悪い。

 

私は「デスクポテチ」をする人を個人的に信頼しない。

自分とは生理的に合わない気がする。

きっと人生観も決定的に違うと思う。

 

 

 

 

ポテチを食べながら、まともなデスクワークができるはずがない、

という基本的な思い込みはあるが、それ以上に

私にとって、不健康=美味な「ご褒美食」、

つまり、罪悪感を持ちながらも愛するポテチを、

仕事をしている自分を労うため、たまに許すポテチを、

憎むべき仕事の現場でパリパリむしゃむしゃ消費している、

そのようなイノセントかつ自由なピープル

 

羨ましいとも言える、そういうピープルは、おそらく、

食についての考え方、また、仕事観なども、

私とはかなり異なるんではなかろうか。

 

ことは生き方の根幹に関わる価値観でもあり、

また生理的な領域でもあるので、

やはり合わないだろうなーという感覚。

 

 

 

 

そういう方々は、きっと屈託なく、または割りきって、

好きなものを好きなときに、

それがどんなに添加物等で毒されていようとも美味しいと思えば

日常に取り入れているだろう。

で、you are what you eat を信じる私としては、

生理的に私とは違う存在である、と想像する。

 

また、仕事なんてものは、それら方々からみれば、

ポテチと共にデスクでやり過ごせるものなんであろう。

仕事とポテチ、それぞれに対する我々の価値観は

あまりにも違うことは明白である。

 

まあ、何やかんや言っても、

何事にも囚われわないのは一種知的であるということで、

私なぞは本当に、自分で自分のアホさが気の毒になる。

もっと解放されたいものである。